毎日、ちゃんと“休養”していますか? 夜眠ってもうまく休めず、「疲れを残したまま朝を迎えることもある……」という人も多いかもしれませんね。
休養の専門家である日本リカバリー協会代表理事の片野秀樹さんは、11月15日に行われたパナソニック主催のイベントに登壇し、正しい休養の方法を解説。健康作りの三要素は「栄養」「運動」「休養」ですが、休養については学問が確立されておらず、リテラシーを高めていくことが現代人の課題と話していました。
休養とは、活動能力の増進につながるような“攻めの休み”のこと。上手に休養するには、疲労の原因とそれに合った休養方法を知ること、疲労にきちんと向き合うこと、 一人ひとりに合った“リフ活”を取り入れることが大切なんだそうです。
リフ活とは、溜まった疲れを解消することで自分自身を整え直してリフレッシュし、本来の自分のパフォーマンスを取り戻す活動のことで、“至福のご褒美メンテナンス”ともいえます。
そんなリフ活、やり方はとっても簡単。五感を満たし、リラックスへ誘うような自分がお気に入りの“何か”を用意するだけ。例えば、香りや心地いい感触、音楽、心が緩むスイーツや飲み物、気持ちのいい眺めなどでもよいでしょう。これらを活用して心と身体を解放し、あえて“何もしない”ことがリフ活成功の鍵なんだとか。
さらに片野さんは、リフ活の心得として、他人が決めたものに従うのではなく、自分が決めたことに従うこと。後悔や不安を感じる過去や未来にとらわれず、「今」に集中すること。無理に頑張らず、本能に従って休養すること。この3つを挙げていました。
「疲れが抜けない……」という人は、これらを意識して正しく休養したいものですね。そんなリフ活の助けになりそうなアイテムを集めてみましたので、紹介していきましょう。
■パナソニック「高周波治療器 コリコランワイド」
肩にかけると、12個の高周波デバイスが凝りのポイントにアプローチするという医療機器です。実際に使ってみると、かけていることを忘れるくらい違和感なく身体にフィットしました。刺激や音、ニオイもないので、長時間でも”ながら”のリフ活ができますね。肩凝りに悩むデスクワーカーなら毎日使いたくなりますよ。
■パナソニック「イオンブースト マルチ EX」
スキンケアの際に使うイオン美顔器です。化粧水や美容液などの成分が、肌の角層までしっかり入っていく実感が得られるとか。肌も心も満足感が得られ、休養につながりそう。忙しかったり敷居が高かったりで、「エステにはなかなか行けない」という人にはぴったりです。
■medilabo「ぶるケア」
家庭用マッサージ機器メーカーである惣田製作所が展開するオリジナルブランド『medilabo』のベルト式マッサージガンです。従来のものでは背中までは届かずはがゆい思いをしていた人には朗報かもしれません。このアイテムは、ベルトを通じて一度に広い面積を振動させるので、効率的に筋肉へのアプローチが可能。背中の他、首、肩、腰などの部位に、最高振動数3,850回転(毎分)の強力モーターで刺激を与えてケアしてくれるそうですよ。
これらアイテムの助けを借りながら上手に休養し、活力を取り戻してくださいね。