お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政と嶋佐和也が、未成年タレントを自宅に連れ込んだとされる騒動で実質的な謹慎状態にあるお笑いグループ「超新塾」のアイクぬわらについて言及した。
アイクは今年8月、子供向けバラエティ番組「おはスタ」(テレビ東京系)で共演していた未成年の“おはガール”を、親の許可なく自宅に連れ込んでいたとして番組を降板する騒動に発展していた。
これを最初に報じた「文春オンライン」は、アイクが21~23時の時間帯に5回ほど連れ込んだと伝えたが、アイクは「私は誓って指1本触れておりませんし、23時以降に未成年者と食事をしたり、長時間連れ回すような行為はしておりません」と報道を一部否定していた。
ニューヨークの2人は11月20日までに更新した公式YouTubeチャンネルで、現在活動休止状態のアイクについて触れ、「いつになったら出てくんねん、あいつ。ムチャクチャ悪いヤツみたいになってる」と屋敷。続けて嶋佐も「アイクを戻して。アイクは何もしてないんだから!」と激しく主張した。
また、“指1本触れていない”とするアイクの言葉を引き合いに出し、屋敷は「アイクってホンマに家に人を招くヤツやねん。そこ、外国人(の感覚)で。昔もよく6畳とかのワンルームに5人とか呼んで」とあくまで“パーティー好き”なだけだと説明。さらに「すぐ家に人を入れたがるヤツやねん。だからオレは『おはスタ』の子も、ホンマに悩みを聞くってなった時に入れたと思ってんねん」としつつ、「それはでも、たぶん常識がなかっただけやと思う」とも話している。
「ただ、報道が正しければ、アイクは青少年保護育成条例に抵触する可能性もあり、『何もしてないんだから』とする嶋佐の主張は通らないでしょう。また、“指1本触れていない”とわざわざ強調することも、“体に触れていなければ夜に未成年者を家に入れる自体はそれほど悪くない”と思っているようにも聞こえてしまい、言い訳がましい感じしかしません。動画の視聴者からは、ニューヨークの2人に共感する声はほぼ皆無で、『かばうのは無理がある』『何もないにしても、今の社会でそれは軽率すぎるし、どう推測されても文句は言えない』『常識がないなら、よけい表舞台に戻してはいけない』『相談は自宅じゃなくてもできます』などの指摘が並んでいます」(テレビ誌ライター)
アイクが「ムチャクチャ悪い」かどうかはわからないが、今回の一件により、スポンサー受けが悪くなってしまったことは間違いないだろう。
(木村慎吾)