毎日のお仕事、元気に取り組めていますか? もしかしたら、不調を感じながら頑張る日も多いかもしれません。
全薬工業とEmma Sleep Japanが共同で2023年8月に20~59歳の男女有職者 848人(男性423人、女性425人)を対象に行った『働く人の健康に関する調査』によれば、女性の6割以上が「人間関係などの精神的なストレス」が原因で、働きながら心身の不調を感じると回答していました。
また、「心身の不調に対して、どのような対処や予防をしていますか?(複数回答可)」との質問には、「入浴や食事などで身体を温める」「好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたりしてリラックスする」「入眠時間や食生活など、生活改善を図る」などといった簡易的な対策が上位を占めました。
一方、医師や薬の力に頼る人は約9%で1桁台と少なく、不調を感じても何となく我慢して乗り切ってしまっているようです。これを裏付けるのが、約9割の女性が働いていて何かしらの不調を感じている一方で、誰かに相談すらしていない方が一定数いたことです。
「相談しない理由は何ですか?(複数回答可)」の質問に、「相談しても解決できない」「自分で解決することだと思っている」「理解してもらうのが難しい」などの回答が上位という結果から、相談すること自体をあきらめていたり、我慢して自力で乗り切ることが当たり前になっていたりする人も多いのかもしれませんね。
とはいえ、やはり不調を感じたときには、ドラッグストアで手に入る薬を飲んだり、自分に合った寝具を選んで睡眠から対策してみたりするなど、まずは自ら実践できる手軽な改善策を知っておくことが大切です。
■女性のリアルな体験談
ネット上では、日々の不調にうまく対処している女性たちの体験談を目にすることができます。
「肩凝りがツラくて疲れたときに温感プラスターを貼って寝たらよくなった」「疲れたらニンニクを多く食べる。オリーブオイルで野菜のアヒージョを作るとか。梅干しも」「疲れたり不調になったりしたときにはマッサージに行く。 そしてホットレモンとかビタミン系の温かい物を飲んで、ホットアイマスクを付けて寝る」など、みんな思い思いの方法で工夫しながら対策しているようですね。何かしら参考にしたいものです。
「何となく不調かも……」というときは、無理や我慢をできるだけしないようにして、周囲に相談したり対策グッズを探したりするなど、積極的に対処することが大切なのかもしれませんね。