11月28日放送のNHK朝ドラ「ブギウギ」に初登場した富田望生が反響を呼んでいる。
富田が演じる小林小夜は、福島県出身のモンペが似合う素朴なキャラ。スズ子(趣里)の前に突然現れ「弟子にしてくれ」と懇願。関係者に止められるも土下座をして「ほかに行くとこなんかねえっぺ」「どうかお願いします。拾ってくんしぇえ」と訴える様子に、スズ子は「弟子を取る気はありまへん」と言うものの「行くとこない、言うのに放り出すわけにもいきまへんわな」といつもの“おせっかい”を発動。これに小夜は満面の笑みを浮かべて「ほんとけ? ありがとうございます! 私は小林小夜って言います。へへへ」と喜んだ。
そんな小夜が「乙部のりえ」を想起させるとネット上では多くの人々に指摘されている。
「この『乙部のりえ』とは、美内すずえ氏による演劇漫画『ガラスの仮面」に登場する1人。地元熊本では天才演劇少女と呼ばれているのにその美貌と演技力を隠し、主人公の北島マヤにグイグイと近づき付き人を買って出るんですが、マヤの母の死をきっかけに罠をしかけ、マヤから役を奪取。後にマヤのライバルである姫川亜弓にこの悪事がバレて、こてんぱんにやられてしまうというキャラなんです。そのためネット上には『小夜ちゃん、乙部のりえみたいで心配』『“ガラスの仮面”読んでる人なら小夜と乙部のりえが重なって見えるよねぇ』『小夜の押しの強さといい素朴な感じといい、乙部のりえみたいなウラを感じてしまうのよ』といった声があがっているんです」(女性誌記者)
富田演じる小夜はモデルがいるのか、それともドラマオリジナルキャラクターなのか。どちらにせよ、富田が演じているということは、今後も出番があるということだろう。