広瀬アリス主演ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」(TBS系)の第8話が12月6日に放送され、世帯平均視聴率は5.0%だった。
この日は、話が大きく展開。正月を白玉佐弥子(広瀬)の実家で過ごした小笠原拓(なにわ男子・道枝駿佑)は、家族団らんの温かさをしみじみと実感。その帰り道、拓は佐弥子に「ボクも佐弥子の家族になりたい」と告げる。
一方、有名建築家で大学でも教鞭をとる日向祥吾(安藤政信)は、スイスの有名建築家からのオファーを断る拓を説得しようと躍起になるのだった。
社会人から一念発起して大学に入り建築家を目指す佐弥子。スキル向上のため、インターンに応募するものの、学生になるまでの10年間、建築とは全く関係のない仕事についていたことを指摘され、なかなか思うようにはならない。そして、20代の仲間たちとの会話の中で、自分が今後どのように生きていくのか、子供を産みたいのなら…など考え悩む。そして、佐弥子の出した結論は、拓に別れを告げることだった。
「視聴者からは『“学び直し”が重要政策として議論されていますが、社会は全くそれに対応していない。現実は厳しい』『拓との永遠に埋まらない歳の差、これからのキャリアプラン、出産のタイムリミットなどの悩み。わかるなぁ』など、同世代の女性が抱える問題が様々に盛り込まれていることに多くの女性視聴者の共感を呼んでいるようです」(テレビ誌ライター)
単純な恋愛コメディかと思いきや30歳になってからの“学び直し”の後、いかにシビアな現実が待ち受けているかをまざまざと描いている今作。ラストに向けての展開を楽しみにしたい。