12月3日放送の「人生を変えた言葉」(TBS系)に出演した富栄ドラムが、今年7月期に放送された自身のデビュー作「VIVANT」(TBS系)について言及。注目を集めているようだ。
兵庫県神戸市出身で本名は冨田龍太郎。4歳年上の姉・さやかさんから言われていた「龍太郎は将来大物になる」「龍太郎だったらできる」という言葉を胸に相撲界で頑張っていたが、十両昇進が見えてきた2018年にさやかさんが死去。まだ30歳だった。富栄は「心技体の『心』が狂っちゃって、もう力が入んないんですよ。すぐやけくそになってしまうし、負けたら立ち直れないし」と当時を振り返った。
3年後の2021年に相撲界から引退。姉が支えてくれていたから笑顔になれていた富栄。今度は自分が誰かを笑顔にしたいと思いYouTuberに転身。「VIVANT」の福澤克雄監督に別の配役を決めるオーディション会場で初対面したという。福澤監督は富栄を見て「『あ、ドラムだな』って思って。笑う時可愛いし、運動神経がいいんで。バク転もできるし。だから『行けるかな』って。みんなの目が『ああっ』て行く時点で才能があるし」などと感じ、演技未経験だった富栄を大抜擢したと明かした。
「ネット上には『福澤監督の言ってたことがよくわかった。ドラム出てくると出てきただけで見ちゃうんだよね』『セリフを言わせない演出もよかったよね。かわいいのにミステリアスな感じが加味されてたから』『お姉さんだけでなくドラム自身も病弱だったと聞いて驚いた。でも今は大丈夫とのことだから、天国のお姉さんにも届くようなとびきりの笑顔を武器にこれからも頑張って!』など、富栄を応援する声が相次いでいます」(女性誌記者)
同日放送のラジオ番組「BAY STORM」(bayfm)では、パーソナリティを務めている二宮和也が「VIVANT」続編について言及。「最終回の日かなんかにファンイベントみたいなのがあって。そこでジャイおじさん(福澤監督のこと)が『僕の頭の中ではまだ構想がある。それを映像化するにはみなさまのご支持が必要なので、応援していただければ』とまで言ってる」と明かし、「ジャイおじさんはちゃんと考えてはいるってこと」と発言。富栄もいつ続編の収録が始まってもいいように、しっかり準備しているはずだ。