女優・水野美紀が、レギュラーを務めるドキュメンタリートーク番組「ドーナツトーク」(TBS系)で、自身の意外なコンプレックスを明かして話題となっている。
さる12月3日放送回でのことだが、この日の番組では、街行く人の「コンプレックス」を調査。その流れで、水野は「私はもう、骨格がいかついんですよ」とみずからのコンプレックスを告白し、共演者から「ええー!」と驚きの声が上がったのだ。さらに、「タンクトップ着たら、ホントに首から下はなんか…男の人みたいに見える」と吐露したのだった。
実は、このコンプレックス、水野にとっては“武器”でもあるようだ。2015年に配信された「OPENERS」のインタビューに水野は、「私、骨格がすごくいいんです。ゴツイので昔はコンプレックスだったんですが、今はアクションをやるのに逆に武器になっていたり、やっと好きになりました」とコンプレックスを乗り越えたことを明かしていた。
そんな水野は2008年に公開された映画「ハード・リベンジ、ミリー」で、主人公で感情なき女殺人師・ミリーを熱演。
「この映画は、ハードなアクションが見どころで、水野は当時のインタビューで、監督からこのオファーを受けたことについて監督が、『女性でもスタントを使わずにアクションを撮りたい人』だったので、『私がちょうどよかったのだと思います』と振り返っていましたね。他に01年公開の『恋人はスナイパー』、07年公開の『真・女立喰師列伝 荒野の弐挺拳銃 バーボンのミキ』でも、危険なアクションシーンを演じています」(女性誌記者)
コンプレックスであった骨格は、アクション女優として名を馳せた水野にとっては間違いなく武器となっていたのだろう。
(窪田史朗)