人に褒められて嫌な気分になることって少ないですよね。褒めることは人間関係を円滑に進めるためにも重要なスキルです。ただし、褒めるのは親しくなってからより初対面のときこそ効果があるんですよ。その理由を解説していきますね。
■アロンソンの不貞の法則で実証済み!?
心理学には心理学者エリオット・アロンソンが提唱した、「アロンソンの不貞の法則」というものがあります。これは、親しい人から褒められるより親しくない人から褒められる方が、人はうれしいと感じるというものです。では、どのように褒めれば効果的なのでしょうか。
■初対面の相手を褒めるコツ
初対面の人のことは、まだ何も知らないですよね。そういう人を褒めるには、相手のこだわっていそうな部分を見つけることが大切です。持ち物や髪型など何でもいいのですが、相手のこだわりが見える部分を具体的に褒めてみましょう。服などのセンスを褒めたり、頭の回転の速さを褒めたりするのは効果的です。
■褒め上手はモテる!?
もちろん、初対面でなく相手と親密になってから褒めることにも効果はあります。ですが、初対面で褒めていい印象を持ってもらえば、その後で恋愛関係に発展することもあるかもしれませんよ。
褒め上手な女性は相手をよい気持ちにできるため、相手が一緒にいたいと思ってくれます。気になる人がいるなら、まだ親しくなる前にぜひたくさん褒めることを実践してみてくださいね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。