邦画は実写化映画ブームの真っ最中。「DEATH NOTE」や「テラフォーマーズ」など漫画やアニメなどの名作が次々と映画化され、今後も多くの作品が控えている。しかし、その評判はどれも芳しくない。そんななか、「実写映画とはこういうもの」と言わんばかりの作品がアメリカで制作されている。
「2017年3月に全米で公開が予定されている『美女と野獣』がそうです。1991年に公開されたアニメは、アニメ映画としては初めてアカデミー作品賞にノミネートされました。その実写版となります」(映画誌ライター)
公開に先駆けてメインビジュアルが公開されると、世界中から賞賛と期待の声が上がっている。そのメインビジュアルは、輝くような黄金のドレスを身にまとったベルと野獣がダンスをするシーン。ベル役のエマ・ワトソンの美しさは息を呑むほどで、野獣の姿は特撮技術の高さを思い知らされる。
「アニメのイメージはそのままに、みごとに実写化しているという印象ですね。日本の実写映画とはレベルが違いすぎます。日本での公開がいつになるのか明らかになっていませんが、もし日米同時公開なら木村拓哉主演の実写映画『無限の住人』の直前。比較されたら『無限の住人』は厳しいことになるかもしれません」(前出・映画ライター)
エマ・ワトソンVS木村拓哉に注目が集まるのは間違いないが、どうやら観客動員数には大差がつきそうな気配だ。