元モーニング娘。で「W(ダブルユー)」というユニットも結成していた加護亜依と辻希美。世間からは“2人で1つ”と表現されるほどの仲良しコンビのように思われていた印象だが、本人たちの意識はやや異なるのかもしれない。
少なくとも、加護にとって“1番仲が良かったモー娘。メンバー”は辻ではないとか。そんな“衝撃の事実”が明かされたのは、12月4日公開の自身のYouTubeチャンネル「加護ちゃんねる」でのこと。お笑いコンビ・ニューヨークの2人(屋敷裕政、嶋佐和也)とコラボし、お酒を飲みながらのトークを披露した。
加護は、12歳から16歳までの青春時代をモー娘。で過ごしており、私生活で友達ができなかったと告白。屋敷から、同グループのメンバーで「友達っぽい雰囲気でしゃべれる人はいなかったんですか? 辻さんとか」と聞かれるも、「友達じゃないんですよね。お家も知らないですし」とあくまでビジネスライクな関係だったという。
プライベートで友達を作り始めたのはモー娘。卒業後の16歳になってからだといい、それまでは「ずっと友達いなかった」と加護。ただ、グループで唯一、仲が良かったのが2歳上のエース・後藤真希だと明かし、「私、ごっちん(後藤)が大好きでモー娘。に入ってる。1番仲良くなってもらって、ごっちんがいるだけで毎日が楽しいみたいな。その感覚がずっとありました」と、あこがれの気持ちが強かったようだ。
「屋敷からは“辻ちゃんとか”と名指しで質問されるも、1番の仲良しメンバーに後藤を選んだことから、ネットには『辻ちゃんじゃないの?』『辻ちゃんって言わないところが加護ちゃんの闇だなぁと感じた』といった反応が続出。ただ、これまでも何度か、加護と辻の“微妙な距離感”を思わせる場面はあり、有名なのは2021年11月に放送された『アウト×デラックス』(フジテレビ系)での“ママタレ批判”でしょう。当時は加護にも2人の子どもがいましたが、『私は歌手になりたくて芸能界に入ったので、それが仕事』『ママタレに変更している人は子どもが仕事。それって芸じゃなくない?』と発言。MCのマツコ・デラックスからは『辻ちゃんと喧嘩?』『辻ちゃんの顔しか浮かばなかった』と指摘されています」(テレビ誌ライター)
また、昨年2月に放送された「人志松本の酒のツマミになる話」(フジ系)では、加護とともに、辻の夫で俳優の杉浦太陽もゲスト出演。話題は現在の“ダブルユー”の関係性に波及したのだが、その際も、加護は「のん(辻)の誕生日の時はお呼ばれして行くんですけど、私の誕生日には来てもらったことないです」とぶっちゃけた。すぐに杉浦が「お呼びがないだけ」と妻をフォローするも、加護は「声かけたよ」と譲らなかった。
世間のイメージとは違い、2人の間には埋まらない溝があるのかもしれない。
(木村慎吾)