長く人気を集め続ける秘訣は、突出した“ファン思い”が背景にあるのかもしれない。モデル・藤田ニコルが芸能活動開始して以来、「捨てた事がない」ものを明かし、称賛の声が寄せられている。
12月9日放送のTBSラジオ「藤田ニコルのあしたはにちようび」での一幕。藤田は部屋の整理整頓にまつわるトークで、不要になったコスメや化粧品を捨てている最中だという話の中で、「ウチ、小6から芸能を始めたけど、ファンレターは1回も捨てた事がない」と打ち明けたのだ。しかも、「そのためにアパート借りてるもん。毎月家賃かかってるけど」と、ファンレター保管専用の部屋を契約しているとも告白。これにはファンだけでなく、世間からも驚く反応が飛び交っている。
ちなみに、藤田は2021年2月18日のXでも「芸能界(での活動を)始めたのが小6だからその頃からのファンレターは一枚も捨てずに倉庫に保管しておるよ。他の芸能人はどうしてるかわからないけど、わりと珍しい気もしてる」と投稿。フォロワーから手紙のボリュームについて聞かれると、「そろそろ倉庫収まらなくなりそうですね。笑 みんなからもらった色んなポケモングッズとかも沢山あるからもちろん使ってるのもあるけど将来子供ができた時のおもちゃやらポケモングッズを授けようと思ってます。笑」と答えていた。
「コアなファンの間ではよく知られたエピソードですが、藤田はイベントでのファンサービスも“神対応”と絶賛されることが多く、ベースとしてファンファーストな姿勢が随所で垣間見られます。また、今から9年前の14年8月15日時点のX投稿では、『とりあえず手で直接もらった物はこちら。今日もたくさんの愛をありがとう!幸せです!』と綴り、イベントでファンからもらったプレゼントを写真で公開。『いまからファンレターやらなんやら読みます』とし、しっかり1通1通に目を通すほど、ファンからのメッセージを大切にしている事がわかります。また、ファンレターをきちんと読みたいとの想いが強すぎるあまり、過去には“手紙にふりがなを振って”と要望したこともあるほどです。そうした藤田のファン思いな性格が伝わるエピソードとあって、9日のラジオ番組を聞いたリスナーからは、ネット上に『ファンレターを捨てないなんてとても素晴らしいですね。こういう人柄が人気に繋がっているのでしょう』『これはファンは嬉しくてしょうがないだろうな』『凄い事だと思う』と讃える反応が並びました」(テレビ誌ライター)
確かに他の芸能人がファンレターをどのように扱っているのかは謎なところが多いが、藤田のようなケースは稀なのではないだろうか。
(木村慎吾)