12月3日放送の「なりゆき街道旅」(フジテレビ系)に出演した俳優・山崎樹範が、同じ学校ではなかったものの、小劇場で芝居をしていた同い年の芝居仲間の名前を挙げたことで視聴者から驚きの声があがっている。
山崎は1974年2月24日生まれ。かつて、早稲田大学演劇倶楽部に在籍していた日大文理学部在学中の八嶋智人らが旗揚げした「劇団カムカムミニキーナ」に所属する獨協大法学部の学生だった。
そんな山崎は早生まれだが、同劇団に所属していた俳優の小手伸也は1973年12月25日生まれで、2浪して早大教育学部に入学。
「高校時代にもらった招待券で観た『劇団カムカムミニキーナ』で八嶋のファンになり、八嶋と一緒に芝居がしたいと思い、八嶋が早大生と勘違いしたまま2浪までして早稲田大学演劇倶楽部へ。入学してからやっと八嶋が日大生だと知り、拍子抜けしたというエピソードを11月11日放送のラジオ番組『川島明 そもそもの話』(TOKYO FM)で明かしています」(芸能ライター)
一方、堺雅人は1973年10月13日生まれ。通商産業省(当時)の官僚を目指して国立大学を受験するもすべて不合格。早稲田大学第一文学部に入学し、同大学演劇研究会を母体とする「劇団東京オレンジ」に旗揚げ公演から参加。その後、看板俳優として活躍し「小劇場界のプリンス」と呼ばれるようになる。前述の「なりゆき街道旅」で、山崎は堺の初舞台を観ていたといい、「ただ横切るだけなんですよ。でも、それで完全に残ってるんです、記憶に。で、あとから『あれが堺雅人だったんだ』っていう。それだけすごかったですよ、やっぱ」と当時を振り返った。
「ネット上には『3人が同級生とは思えない』『小手さんが老けてるの? それとも樹範さんが童顔なの?』『その頃の小劇場でブイブイ言わせてた3人が今は芸能界で重宝されてるわけか。小手さんは先輩に見えるよねぇ』『小手さんとタメ口で話してたら、ドラマスタッフの人に山崎さんが注意されたと言ってたけど、そりゃタメには見えないって笑』といった声があがっています」(女性誌記者)
意外と横のつながりがある役者の人々。ぜひ同級生3人によるトーク番組でもしてもらいたいものだ。