「失敗したり思い通りにいかなくてイライラしたり悲しくなったりすると、そこから抜け出すのに苦労する……」という悩みを抱えていませんか?
このような“嫌な気持ち”になることは自然な現象ですから、完全に防ぐことは難しいもの。でも、次のような対処法を知っておくと、嫌な気持ちを長引かせず、落ち着いて解決へと進めやすくなりますよ。
■“自分へのご褒美”を常備しておく
嫌な気持ちに向き合い、解決に向けて努力している自分をしっかり労い、幸せなひとときを感じることができるご褒美グッズを常備しておくことで、心のエネルギーチャージと気持ちの切り替えがしやすくなります。ご褒美を心の拠り所に、向き合う勇気を出して一歩を踏み出すきっかけにもなりますよ。
■逃げることも選択肢に入れておく
悩みごとを頭から切り離して別のことに集中し、落ち着いてからじっくり向き合うようにするのもオススメです。結果を急がないものであれば、なおさら冷静に判断したいもの。イライラの渦中で思い切った選択をして後から後悔する……という状況を防ぐためにも、一度背を向けてその場から離れることも大切なのです。
■書き出したり誰かに話したりして心を整理する
具体的にどんな状況にイライラしたり悲しみを抱いたりしているのかが分かれば、解決策や提案事項を考えやすくなります。「とにかく全部が嫌!」という解決策をあげにくい状況を避けるためにも、出来事の経緯や自分の気持ちの変化、どんな解決を望んでいるのかが明確になるよう、言葉にして整理しましょう。
「ひとつ嫌なことがあったくらいで、人生は終わらない。ここから先、楽しく過ごせるかどうかは自分次第」と思って対応できると、前向きに今の状況を変えやすくなります。自分の気持ちを大切にすることを忘れずに、妥協すべき部分を冷静に考えられるよう、冷静になれる方法をみつけてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)