【M-1】山田邦子が審査終了直後にほろ酔い吐露した「さや香斬り」の真意“流れがよくなかった”

 山田邦子ほどの強靭なメンタルがなければ、M-1という大舞台で審査員を務めることは困難なのかもしれない。12月24日にテレビ朝日系列で放送された「M-1グランプリ2023」。山田が最後に投じた“爆弾発言”の反響が収まらない。

「今年のM-1は、結成5年で決勝初進出ながら大奮闘した令和ロマンの優勝で幕を閉じましたが、最終決戦には令和ロマンのほか、同じく決勝初進出のヤーレンズと、昨年準優勝のさや香でラスト3組に残りました。当初、今大会では優勝の大本命と目されたさや香は、1stラウンドで『ブラジル留学生エンゾくん』のネタを得意のしゃべくりで披露。1stラウンドトップの659点を記録し、完全に会場を“さや香優勝ムード”にしていたんです」(テレビ誌ライター)

 そんなさや香が、2本目の最終決戦に選んだネタは架空の“計算方法”をテーマにした「見せ算」なる漫才ネタ。ところがこれが審査員から1票も入らない“総スカン”状態に。最後は令和ロマン4票、ヤーレンズ3票の結果に終わり、審査員のダウンタウン・松本人志や中川家・礼二らは、令和ロマンのネタの「層の厚さ」を絶賛していた。そして、番組終了のエンドロールが流れ始める。と、ここで、同じく審査員の山田が、「さや香、最後のネタ、全然良くなかったもん」と突然のぶっこみで、思わずさや香の新山と石井も山田に詰め寄るシーンで幕を閉じたのだった。

「山田がM-1の審査員役を務めるのは今回2回目。昨年は得点の付け方などで一部お笑いファンから猛批判を浴びていました。今年も審査員を務めることが決まると、18日に公開した自身のYouTube動画では『今年も始まっております~誹謗中傷』『“2度とやるな”って』と告白。M-1審査員役については、こうした世間からの風当たりの強さを恐れ、大会の重鎮である松本人志も『みんなイヤがって、誰も引き受けてくれない』と嘆いたことがあります。そうした中、優勝が決まった令和ロマンを褒めるコメントで終わればいいだけの場面で、わざわざ爆弾発言をぶっ込んだ山田。これには『敢えて触れてあげるのはさや香への優しさ』と指摘する声や、『これを言える強心臓があるのは今は山田邦子しかいない』『こういう歯に衣着せない審査員は貴重』『最後に山田邦子が全部持ってった』などと、驚きや感心の反応も並びました」(テレビ誌ライター)

 生放送のタイムリミットが迫っていたタイミングではあったが、山田の言動は、トップの得点で最終決戦に進みながらゼロ票で終わったさや香に、“釈明のチャンスを与えてあげたい”という思いがあったとも解釈できる。山田自身は直後に公開した自身のYouTubeチャンネルの中で、「あのネタはウケればウケるんだよね」「でも、令和ロマンとかヤーレンズのネタがそうじゃなかったから、失敗しちゃったんだね」と、“流れがよくなかった”と分析しつつ、それをスタジオでも言おうとしたところで時間切れになったという心境を、缶入りハイボールのレモン割りを飲みながら、吐露してはいた。だとしても、長年芸能界の荒波にもまれなてきたことで培われた「鋼メンタル」の持ち主である山田にしかできないスタイルだったことは間違いない。

(木村慎吾)

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