12月30日に放送される「たけしの新・世界七不思議大百科 第11巻 世界のテレビ番組初!ピラミッド、未知の空間に潜入スペシャル!!」(テレビ東京系)で、吉村作治氏・荒俣宏氏と「三賢人」として、今年3月に186年ぶりに内部に「未知の空間」が発見されたクフ王のピラミッドの謎に迫るビートたけし。
そんなたけしを巡り、ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之もドン引きした、たけしが着用していた「ごっつい時計」の謎の“正体”も判明するドラマが繰り広げられていた。SNSでは「やっぱり格が違う」として驚きの反応が集まったのだ。
それは、たけしが最高顧問を務めナインティナインが司会進行を務めた、12月10日に放送された「THE MANZAI 2023」(フジテレビ系)の収録時のこと。
岡村は12月7日放送の冠ラジオ番組「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)の中で、同番組の収録を振り返り、「たけしさんが、手に光り輝くごっつい時計をつけてはって。スゲェなぁと思って」と、左手首からとんでもないオーラを放つものがあったと説明。矢部も「そう! 何これ!と思って。時計の形をしてない時計なんですよ。たまにあるやん、1点モノとか。絶対そんなんや!と思って」と語ると、「もう資産ですよ…。覚えてる?金額」「6000万円って言うてはった」と、もはや時計のレベルを超えた金額を明かしていた。
「岡村はこれを『見たこともないトップクラスの時計』だと表現し、10日のオンエアでは『そこも映ってるかもしれないので、お楽しみに』とリスナーに呼びかけていました。そうした中、オンエア後の13日には国内外の有名人の着用腕時計を紹介するXのbotアカウントが、たけしのつけていた時計を特定。いわく『ジェイコブ&コー』の限定モデル『ブガッティシロン トゥールビヨン ホワイトゴールド』で、そのお値段は6270万円。世界に72本のみ存在する激レアなモデルのようです。またこのアカウントでは、ハリウッド俳優のクリス・ヘムズワースが着用したオーデマ・ピゲの約1120万円の時計や、サッカーアルゼンチン代表MFリオネル・メッシの3000万円時計などを紹介してきましたが、さすがは“世界のキタノ”。倍以上の値段を誇る時計を見せつけ、フォロワーからは『家が歩いてるようなものだな』『エグいね』『異次元時計』『さすがのたけしさん』などと驚くリアクションが飛び交っています」(テレビ誌ライター)
ちなみに、たけしはこの時計について、カンヌ映画祭に登壇した際、ブランド側から「つけてください」と頼まれ、「(メディアの前で)3回つけたらいいんだってよ」と宣伝のために贈呈されたと明かしていたという。
たけしの凄まじい影響力とブランドが窺える、浮世離れしたエピソードだといえるだろう。
(木村慎吾)