水谷豊主演ドラマ「相棒 season22元日スペシャル」(テレビ朝日系)が1月1日に放送された。
今回は、杉下右京(水谷)の3代目相棒で、2015年の3月18日放送の最終話で“ダークナイト”として逮捕された甲斐亨(成宮寛貴)が登場することで話題を集めていた。
成宮は16年に芸能活動を引退すると宣言。その後はアパレル関連事業を展開していたが、「相棒」放送の前日12月31日に、活動再開を発表している。
「成宮が引退を発表した時は、様々な憶測や噂が飛び交いましたが、本人は『これ以上プライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと耐えられそうにない』などの理由を自筆で公表しました。母子家庭で育ち、14歳で母を亡くし、弟を支えるため芸能界入りした成宮は、弟への中傷を避けるために引退をしたとも言われていました。その弟も成人し、社会人になったことで、復帰を決意したのかもしれません。もともと、成宮の俳優としての実力は高く評価されていて、引退を惜しむ声もオファーもありましたからね」(芸能記者)
視聴者の感想としては、成宮の登場に歓喜するだけではなく、違和感もほとんどなかったようだ。
「周知の通り『相棒』シリーズはランダムに夕方再放送されています。もちろん、3代目の回もです。そのおかげか、成宮が新作に登場しても自然なストーリーだったので、違和感はなかったのだと思います」(テレビ誌ライター)
エンドロールが流れるラストシーンで、杉下が犯罪者に説教を始めたところで緊急地震速報に切り替わった今作。今後、甲斐亨の登場はあるのかどうか、期待が高まっている。