世の中の“引っかかる問題”を取り上げる古舘伊知郎の冠番組「フルタチさん」(フジテレビ系)。11月20日放送では、作家の瀬戸内寂聴氏との対談で「不貞問題談義」に華を咲かせた。
古舘は、当事者同士の問題なのになぜあんなにベッキーがバッシングされるのかと一連の報道に苦言を呈すと、瀬戸内氏も「ベッキーさんには2~3回あったことがあるけど、いい子だった」と返した。
共にベッキーを擁護していた2人だったが、その途中、古舘は自身の不貞を小説にしている瀬戸内氏とベッキーを同列に扱い、「文章を書いている者同士なら平等に、寂聴さんのファンならベッキーのことも言わないほうがいい」と発言。すると、これにはさすがの瀬戸内氏も「私が書いた物とベッキーが書いたものは雲泥の差よ!」とバッサリ斬り捨て苦笑して見せた。
芸能ジャーナリストも「古館は物の見方が浅い」と指摘する。
「寂聴さんは、自身の生き方に反省を込めて小説にした。それをベッキーのLINEのやり取りと同列にすること自体失礼。しかも、世間がバッシングしたのは不貞よりもむしろ、ファンを欺いた記者会見です。表向きは謝罪して、その実は『友達で押し通す予定』とLINEに綴った。そのことに世間は不快感を抱いたんです。そこを古舘はわかっていない」
古舘のトンチンカンな“ベッキー擁護”こそ“引っかかる問題”だ。