2024年は、ますます外食産業が盛り上がりそうな予感。外食店はどんな業態が流行るのか、ぜひチェックしておきましょう。
近年は、Z世代をターゲットとした斬新な見た目の飲食店が盛り上がっています。華やかで可愛い見映えを強調した喫茶店やカフェに加え、横丁や居酒屋なども話題となりました。SNSやネットの世界と現実世界の境目が少ない若者には馴染みやすく、そうした世界観に入りやすいのかもしれませんね。
料理人の技を駆使して料理を作り、提供するという専門店も増えました。例えば、和牛ステーキやまぐろなど、素材に特化したメニューを提供する専門店です。他にも、健康志向のメニューを提供するお店も例年増えていますが、これは2024年も増えることが予想されているようです。
グルメトレンドとしても、SNS映えする10円パンや台湾パンケーキなど、韓国・中国発のスイーツが流行っていることから、これらの若者向け飲食店もさらに増えるかもしれません。
また、近頃はノンアルコール派が増えていることから、飲み食い以外ではコミュニケーション重視でお店を選ぶ傾向もあるようです。例えば、飲食と人、モノ、コトを組み合わせた“体験型”の飲食店です。
2024年春には、神宮前交差点に東急プラザ原宿「ハラカド」が開業予定で、フードコートには、ミシュラン1つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ鳥羽周作氏がプロデュースする新時代のファミリーレストラン「FAMiRES」をはじめとした、約20店舗が出店予定とのこと。新しい外食トレンドがここから始まる可能性もあり、期待が高まります。