TBSの宇内梨沙アナが同局の「アッコにおまかせ!」に出演し、昨年12月に入籍したことをサプライズ報告したのは、同番組のさる1月14日放送回。
番組終盤でタレントの朝日奈央から「スタジオの中でおめでたい発表がある」と振られると、同番組の進行役を務める宇内アナは「私、宇内梨沙、結婚いたしました。去年のクリスマスにしまして、新婚になりますね」と、笑顔で報告したのだ。司会の和田アキ子も「こういうおめでたいニュースはいいよね。すごいうれしい」と祝福。宇内アナも「新しい家族の形ができたということで今まで以上に気を引き締めて、責任をもって、お仕事も頑張っていきたいと思います」と語った。
番組を見ていた視聴者からも宇内アナを祝福する声が見られたが、これがYahoo!などの記事で拡散されると様相は一転。会社員でもある女子アナの結婚報告を番組内で時間を取って知らせることへの違和感、反対意見などが渦巻いてしまったというのだ。
「これは常に問題になることですね。視聴者いわく“誰トク?”というわけ。はっきり言えば、得なのはメディアじゃないですか(笑)。単純にネタが増えますからね。でも、確かに女子アナは会社員ではありますが、こと日本においては、人気アナの存在感や商品価値は並みのタレントではかないません。それもあって番組内で時間を割くことにも需要があるという判断なのでしょう」(エンタメ誌ライター)
宇内アナは昨年2月、自身と同じ慶應義塾大学出身で、現在は大手外資系投資銀行に勤めるエリートバンカーと半同棲中であることが報じられた。その一方で、休みの日には15時間ほどゲームをプレイするほどガチゲーマーというキャラで、ゲームオタクの間で絶大な人気があったアナとしても有名。そのせいか、宇内アナの熱愛報道は一部界隈ではショックを受けた人たちが続出だったとか。それが証拠に、宇内アナ自身は過去の「アッコにおまかせ!」でも彼氏の有無に対して回答を濁していたほど。
「正直、タレント並みに人気があったアイドルアナだからこそ番組での結婚報告に思いのほか批判があったとも考えられます。逆に言えば、そのぐらい需要のある存在とのこと。SNSでは、批判に対する返しとして、テレビでよく顔を見る人気アナならバラエティーでの結婚報告ぐらいいいのでは?という声も同じくらい聞かれましたからね」(前出・エンタメ誌ライター)
交際発覚後はラジオ番組で週刊誌などに追いかけ回される恐怖を語っていたこともあった宇内アナ。そのあたりの事情も鑑みれば、いくら嫉妬や妬みが渦巻こうとも、やはり公の場で結婚報告することは意味があったはず?
(山田ここ)