業務スーパーこと業スーに通い続けて超個人的に思うこと。それは、「made in トルコ」は当たり外れの振り幅が大きく、「made in イタリア」は外さない。特にmade in イタリアの冷凍スイーツは何を食べても高級スイーツ並のクオリティだし、冷凍庫に隙間があるなら常備したいものばかり。それがmade in イタリア。
だから信じて購入したのが、今回の3品。ポテトニョッキと、トリュフソースとミックスピクルスです。
まず「ポテトニョッキ」214円は、生のニョッキ500g入り。ジャガイモをベースに小麦粉や米粉を練り込んで作ったポテトニョッキで、軽く茹でてからソースと和える、というもの。ということで、合わせたのが「アルフレッドトリュフソース」430円。リコッタチーズ、ペコリーノロマーノチーズ、グラナパダーノチーズのチーズ3種と、生クリームの濃厚な味わいに黒トリュフの風味を加えたソースです。
ポテトニョッキは茹でると若干ふくらむ(?)ので、1人前200gで茹でたらかなりお腹いっぱいに。160~180gを1人前と考えて、おそらく1袋3人前ぐらいと考えるのが良さそう。確かにモッチモチです。そしてトリュフシースはかなり濃厚! “これって希釈するタイプだっけ?”って思わずボトルを見直したぐらいすっごく濃い。なんとなーくの分量でニョッキに絡めたのですが、チーズの旨みとトリュフの香りがブワッと襲ってくる! なので、ほんの少しつけるようにして味わうか、パスタソースとして麺にしっかり絡めたい時は、牛乳などを入れて多少濃度を下げるのがおすすめです。旨さがガツンときます。
そして、今回残念だったのが「ミックスピクルス」279円。中身は、カリフラワー、ピクルス、ニンジン、パプリカ、セロリ、ミニタマネギのペコロスなど。ニョッキもトリュフソースも白いので、彩りにちょっとあるといいな~、で購入したのですが、何というか、酸味ぼんや~り、そして謎スパイスが後から追っかけてくる、というとっても微妙な味。イタリアから船便で日本に来る際、赤道近くを通ってコンテナの中で一回煮えたのか? これ、イタリアのマンマに出したら怒られるでしょ、という味。
これは何とかせねば! と、一昼夜水に浸してこれまでのピクルス液を抜き、新たにピクルス液を作ってもう一度漬けなおしたところ、おいしさ復活。酸味キリッと、そして野菜もシャキッとしたままおいしいピクルスになりました。あきらめないで良かった~。イタリア料理じゃなくても、カレーの箸休め? とかにも合いそうな味に変身です。
ということで結論。ニョッキはモッチモチでおすすめだし、トリュフソースは贅沢濃厚なおいしさ。ピクルスは、自分でピクルス液を作って漬け直せばおいしくなる! 業スーのmade in イタリアは外さない、と思い込んでいたけれど、中にはこういうものもあるよね~、という気分になったミックスピクルスでした。
(ロドリゴいしざわ)