1月20日に初回が放送されたドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」(テレビ朝日系)で女優復帰を果たした元AKB48でタレントの篠田麻里子。
2019年に会社社長の男性と結婚した彼女は、21年にはベストマザー賞を受賞。順風満帆の夫婦生活を送っていると見られていたが、22年8月に別居が報じられる。さらに同年末には夫婦ゲンカの音声データがネットに流出。昨年3月に離婚を発表していた。
「みずからの不倫を認め『マリちゃん、寂しかったんだもん』と号泣しながら謝罪する音声データはショッキングでした。その後、篠田自身は不倫の事実を否定したものの、世間のイメージは大きく下落。業界内でも『これまでのように芸能界で活躍できないのでは』と、悲観的な見方が大半でしたね」(芸能関係者)
こうした中、同ドラマで女優に復帰した彼女。自身のスキャンダルと重ね合わせたかのような設定と、体当たり演技が話題を集めている。
「篠田が演じるのは元アイドルの『不倫妻』綾香役。妻の不倫を疑っている夫が証拠集めに奔走するという、彼女のプライベートを連想させるような内容です。初回放送では不倫相手との激しいラブシーンまであった。放送まで篠田の出演は予告されていませんでしたが、一躍今クールの最注目ドラマになりました」(前出・芸能関係者)
初回放送の翌日には「オリコンニュース」が彼女のインタビューを掲載。その内容がまた何とも生々しいのだ。
「篠田はみずからの役柄を分析する体裁で『ワンオペ育児をすると、社会に取り残されたような気持ちになる』『そんな(元アイドルという)バックボーンを持つ綾香だからこそ、承認欲求というか、誰かに自分を求めてもらいたいという思いになったんじゃないか』と不倫に至る心境を語っている。もはやノンフィクションの領域ですよ」(前出・芸能関係者)
篠田にとって飛躍の一年となりそうだ。
(塚原真弓)