サッカー日本代表の主力を担うスピードスター・伊東純也に、まさかの「性加害」疑惑が浮上した。1月31日配信の「デイリー新潮」及び2月1日発売の「週刊新潮」が、刑事告訴に踏み切った“被害女性“の証言を掲載している。
「記事では、昨年6月21日未明に大阪のリーガロイヤルホテルで『意識を失っていた』という20代の女性・Aさんによる『パッと目が覚めた時には、伊東さんが私の上に覆い被さっている状態。部屋は暗かったのですが、伊東さんの顔が私の目の前にあるのはわかりました。その光景は、はっきり覚えています』との言葉を紹介。Aさんは、前日の6月20日に大阪で開催された日本代表vsペルー代表の試合後、伊東と飲食店で合流。しばらくして、彼らと用意されたレンタカーで先の高級ホテルへ向かうと、飲食店でも一緒だった20代の友人女性Bさんと室内で酒を飲まされ、同意を得ないまま身体の関係を持たれたといいます」(スポーツライター)
昨年9月以降、Aさんは伊東に謝罪を求めるも、伊東側は性的な同意があったとの構えで、金銭による示談と「口外禁止条項」を提示。これを不誠実と感じたAさんはBさんと共に今年1月18日に刑事告訴に踏み切り、すでに警察は告訴状を受理したという。デイリー新潮では、AさんとBさんの証言が具体的であるとした上で、「民事ではなく刑事での告訴ということが持つ意味は重い」と指摘している。
「その伊東はといえば、もっかカタールで開催中のアジア杯に日本代表主力MFとして参戦中で、最初に記事が配信された1月31日は、アジア杯の決勝トーナメント1回戦のバーレーン戦があり、日本は3対1で勝利。ただ、報道のせいか、戦術的な理由かは不明ですが、1次リーグの3試合全てに出場していた伊東は4試合目にして初の出番なし。視聴者からは、『まさかとは思うけど、このまま起用できないとか?』『もし無罪だったら4年に1度のアジア杯欠場はどう責任取るの?』などと困惑する反応が殺到しています。また、伊東の無実を信じる一部サポーターの間では、Aさんらと合流する直前まで伊東が出場していたペルー代表戦で負ったケガを引き合いに出す声が上がっています。伊東は試合で先発し、交代する71分までピッチ中を走り回る“らしい”プレイを披露しましたが、46分には相手選手と衝突し、170cmほどの高さから地面に落下。その際、腰から着地して強打しており、悶絶の表情を浮かべていたことから『疲れが溜まって、腰を怪我した人が、その試合後に女性と行為をできるものなの?』と不思議がる人も少なくありませんでした」(前出・スポーツライター)
とはいえ、伊東はAさんとのホテルでの行為自体は認めていると報じられている。そのスタミナとエネルギーが誤った方向で使われてしまった可能性も否めないだろう。
(木村慎吾)