「今日は病院終わりに、東京体育館へ春高バレーを見に行きました」
フジテレビの渡邊渚アナ(26)がインスタグラムで、実に3カ月ぶりに自身の写真を公開したのは、さる1月6日。白いニットの帽子をかぶっていたが、長かった髪はバッサリと切りショートカットに。春高バレーのマスコットキャラ「バボちゃん」の巨大オブジェの前でとびっきりの笑顔を見せていた。「病院終わり」と綴っているように、まだ闘病は続いているようだが、バレー観戦できるまでに回復し、ファンも喜んでいた。が、偶然にも会場で目撃した男性会社員はこう話す。
「隣りに母親と見られる女性が付きっきり。会場ではコートを脱いで薄緑のセーター姿で観戦していましたが、痩せてしまったのか、かつての豊かなバストはしぼんでいました。何より、あんなにバレーボール愛を語っていたのに、観戦中も元気はなく、痛々しさを感じずにはいられませんでしたね」
病状もそうだが、気分の浮き沈みも激しいようで、その後のインスタでは夜空の写真をアップし、「毎日を楽しんで後悔なく生きていたい」と記している。実際、闘病を告白した時から、辛い日々は始まっていた。それは昨年10月24日配信の本サイト記事を読んでも詳細にわかる。大きな反響を呼んだ当該記事を以下に―。
7月17日に朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)を体調不良で欠席して以降、休養が続いている同局・渡邊渚アナが、初めてインスタグラムで病状について語っている。
7月9日以来、インスタグラムの投稿はなく、10月7日にストーリーズでバレーボール日本代表のパリ五輪出場を祝福する更新が最後となっていた渡邊アナ。ひさびさとなった10月22日の投稿では、「6月頭に体調を崩し、7月半ばから入院・治療のため仕事をお休みしています」と書き出し、「この4ヶ月で私はいろんなものを失いました。食べられなくなった。うまく歩けなくなった。うまく指が動かなくなった。大切にしていた仕事もなくなった。目標もなくなった。できなくなったことを数えるとキリがないくらい。自分の手のひらから大事なものがどんどんこぼれ落ちていきました」と、辛い日々を語る。
また、「何もできなくなっていく自分が怖くて、悔しくて、悲しくて泣いてばかり。今まで何のために頑張ってきたのだろう、いっそこのまま生きることを投げ出したいとも思いました。もっと自分を大切にしていればよかった。身体の悲鳴に耳を傾ければよかった、心に素直になればよかった。たらればを言い始めると止まらなくなりますが、時を戻すことも、人生をやり直すこともできません」と体の些細な異変にはかねてより気付いていたようだ。
一方で、ネガティブな感情ばかりを抱くのは「もうやめたい」とし、「私の人生こんなことに乗っ取られたくない!と思えるまで4ヶ月かかりました」「今日はその決意表明の日です!」と現在は前向きに考えることができているという。
最後はハッシュタグに「最近やっとスマホを片手で持てるだけの力が出てきました」と現状を伝える言葉のほか、「治療がんばるぞ」「諦めない」と力強いワードも並べている。
「7月の時点では『体調不良』としか発表されておらず、その後も、渡邊アナの具体的な病名については言及されていません。投稿には、病室のベッドで横になる自撮り写真も添付されており、以前に比べてかなりやつれていたうえ、顔色もあまり芳しくないように見える渡邊アナの様子が確認できます。久しぶりに彼女の近影を見たフォロワーからは『よく頑張りましたね』『またなぎさちゃんの可愛い笑顔みれるの楽しみにしてる!』との応援が集まるも、その痩せ細った姿や、指も動かせない時期があったとの病状については『ここまで酷いとは思わなかったからショック』『写真見て驚きました。まるで別人だった』と驚く人が多かったです」(テレビ誌ライター)
しかし、本人がポジティブに治療と向き合えるようになったことは大きな一歩と言えよう。焦らずゆっくりと快復を目指し、また元気な姿を見せてくれるよう、復帰を待ちたいところである。
(木村慎吾)