「うちの子、おにぎりは大好きでよく食べるけど一緒におかずを食べてくれないから栄養バランスが心配……」ということはありませんか? そんなときは、具材の工夫でさまざまな栄養を摂ってもらうようにしましょう。そこで、育ち盛りの子どものための“栄養たっぷりおにぎり”を紹介します。おやつや朝食、ランチにもうってつけですよ!
■ニラ玉おにぎり
おかずとしてニラ玉を出してもなかなか手が伸びないけれど、おにぎりならば! ごま油と焦がし醤油で風味よく炒めたニラ玉をご飯に混ぜて、“ガツン系”おにぎりに仕上げましょう。
作り方は簡単。ニラを2cmほどの長さにカット、卵を好きな個数溶きほぐし、フライパンでごま油を熱します。ニラを炒めてしんなりしてきたら溶いた卵を流し入れてふんわり炒め、醤油をまわしかけて全体に行き渡らせ、ニラ玉を作ります。これをご飯と一緒に混ぜ合わせて握れば、たんぱく質もしっかり摂れるニラ玉おにぎりの完成です。
■韓国海苔と魚肉ソーセージのおにぎり
火を使わずに手軽に作ることができます。魚肉ソーセージを食べやすい大きさにカットし、韓国海苔を小さくちぎったら、ご飯と混ぜ合わせて握るだけです。韓国海苔の塩気があるので、調味料を加えなくても美味しく仕上げることができますよ。お好みで、たくあんや炒りごまを加えるのもオススメです。
■ひじき・ツナ・コーンの甘辛おにぎり
いくら栄養があるといっても、ひじき単体ではなかなか食べてくれないのが現状……かもしれません。ならば、大好きなコーンやツナと合わせて、何個でも食べられそうなおにぎりに仕上げましょう。
好きな量の戻したひじきとツナ、コーンをフライパンで熱し、砂糖・みりん・だし醤油を2:1:1の割合で合わせた調味液を加えて汁気がなくなるまで炒め、ご飯と合わせて握れば出来上がりです。
小さな子どもには小さく丸いおにぎりに、腹ぺこキッズには三角の大きなおにぎりに。さまざまな具材で栄養をプラスして、エネルギー&栄養チャージに役立ててくださいね。
(Nao Kiyota)