お笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけしがレギュラーを務める番組の特番で、とんねるずの“被害”を振り返った。2月12日放送の「帰れマンデー見っけ隊!!3時間SP」(テレビ朝日系)での共演時のこと。
同回は、伊豆・修善寺の秘境をめぐるバス旅で、ゲストとして、とんねるずの石橋貴明と、帝京高校の後輩で元日本ハム・杉谷拳士が旅のお供として加わった。途中、伊豆の特産品であるわさびを使ったソフトクリーム店を見つけると、富澤の相方・伊達みきおに“トラウマ”が蘇ったのか「わさびとか出てくると、とんねるずさんの番組みたいになるなぁ…」と口にし、「ほろ苦い思い出しかない」と過去の共演を回想した。
特に富澤は、番組の企画で石橋ら一行が自宅に突撃で遊びに来たことがあり、「トイレを楽天カラーにされた」ほか「家の中で焼き鳥をやられるし…」といった“暴走”を嘆いている。
「案の定、この日もわさびソフトクリームを見つけるや、石橋は『これウマそうじゃーん!』と食い付き、おろした生わさびがクリームの横にセットになったメニューに興奮。ジャンケンポーズをしながら『誰食うの?』と提案する姿は、さながら全盛期の勢いを思い起こさせるものでした。ちなみに、富澤が嘆いたのは『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)内の『とんねるずを泊めよう!』企画で、実際に宿泊はしていないものの、当日にアポ無しで“今から家に行っていいかどうか”電話で交渉して…というもの。富澤以外にもナイツ・塙宣之や爆笑問題・田中裕二、哀川翔、郷ひろみらが“被害”に遭い、トイレの強制改装や、廊下での七輪による焼き鳥・ホルモン焼き、流しそうめん、さらには壁への“ペレのサイン”落書き、ヘビの持ち込みなど、そのイタズラは多種多様。ただ、実のところ、奇抜な暴走のほとんどは相方・木梨憲武によるもので、ネットには『トイレも焼き鳥もノリさん!笑』『実はタカさんはそんなに暴れてたわけじゃないよね』『とんねるずで本当にヤバいのはノリさんだから』などの声が上がっていました」(テレビ誌ライター)
令和のバラエティーではなかなか受け入れられないであろう、とんねるずの“ハラスメント芸”だが、一部からはそうした刺激的な展開を求める待望論も出ており、いまだに根強い人気を誇っているようだ。
(木村慎吾)