4人組エアバンド「ゴールデンボンバー」のボーカル・鬼龍院翔が、一緒にお酒を飲んだ時に“全く酔えない先輩”と、“安心して酔える先輩”について明かした。出演したバラエティ番組「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)の、2月24日放送回でのことである。
鬼龍院はトークの順番が回ってくると、「先輩と飲む時に『この人と飲むと全然酔えない』っていう先輩いませんか?」と、共演者に質問したうえで、自身については「自分がただただ緊張し過ぎて酔えないなって人が実際にいて、ミュージシャンのGACKTさんが先輩であり、神様。ボクは舎弟のような…」と、先輩ミュージシャンのGACKTとの飲み会ではどうしても緊張のため酔えないことを告白。
何でも、ご飯に連れていってくれるぐらいの良好な関係性が10年ほど続いており、GACKTから十分、可愛がってもらっているようだが、「いまだにあの人とお酒を飲んでも絶対に酔わないんですよ。忘年会をこの前、久々に開いてくださって、その時にテレビで言わないほうがいいぐらいのテキーラの量を飲んだんですけど、それぐらい飲んでもやっぱり酔えなかったですね」と、テキーラを大量に飲んでもやはりGACKTの前では酔えなかったと説明。
逆に、同じ先輩でも4人組ロックバンド「GLAY」のギター・HISASHIと飲むとすぐに酔ってしまうとのことだが、「どちらも本当に尊敬してて、お世話になってる先輩なんですけど、『何だこの空気の違いは』っていう…」と、嘆いていた。
「鬼龍院には一緒に飲むと酔えない先輩が数人いるようですが、そのトップ・GACKTはテコンドーで黒帯を取得しており、『蹴りで人を殺せる』と、本人が話していたことから恐怖心が芽生えてしまったとも話し、共演者の笑いを誘っていましたね。GACKT主催の飲み会は相当量のお酒を飲むことで知られており、過去には救急車が2台も出動したこともあったほどですから、全く酔えないというのは、やはりよっぽど緊張する先輩ということなのでしょう」(エンタメ誌ライター)
鬼龍院がGACKTとみずからの関係性を説明する際、自身のことを“舎弟”と表現しているのも気になるところ。
「2020年に放送されたバラエティ特番『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)を思い出しましたね。現在も個人連勝記録を更新中であるGACKTの相方として登場した鬼龍院は、音楽の問題を間違えてしまい、GACKTの(チーム)連勝記録をストップさせてしまい、GACKTのところに戻るなり、『本当に申し訳ございませんでした』とスライディング土下座をかましたことを覚えている人も少なくないでしょう。ミュージシャンなのに音楽問題を間違えたとあってGACKTから『あれは間違えちゃダメだよ』『お前やっぱ坊主な』と言われてました。当時はスタジオの笑いを取るための土下座と視聴者も受け取っていたでしょうがマジだったのかも…。しかもGACKTが正解発表時に他の共演者とは別に用意されている専用部屋(通称:GACKT専用ルーム)でも鬼龍院は説教されていて、『GACKT様部屋だと逃げ場が全くない』と思わず吐露。その後、鬼龍院は高級牛肉を当てる最終問題も託され、こちらも外してしまい、GACKTは当時初の三流芸能人に格下げに。GACKTのパートナーというプレッシャーもあって、味覚も聴覚も正常に機能していなかったのかもしれませんね(笑)」(前出・エンタメ誌ライター)
ちなみに鬼龍院の話にも出ていた昨年の忘年会には、GACKTと親交が深い俳優の本郷奏多も出席しており、GACKTは本郷について「あれだけ体が華奢に見えるが、最後まで気合い入れて立ってた。人は見た目で判断するものじゃない」と、実は酒豪であることを紹介していたが、本郷も鬼龍院と全く同じ理由で酔えなかっただけかも!?
(田中康)