日本のキング・オブ・コメディアン、明石家さんまが11月26日放送の「誰も知らない明石家さんま 初のロングインタビューで解禁」(日本テレビ系)で、様々な質問に率直に答えた。
その中で、俳優としてのさんまの代表作ともいえるドラマ「さとうきび畑の唄」(TBS系)でのエピソードが語られた。さんまによると、このドラマを観ていた友人のSMAP木村拓哉が共演者の勝地涼を「彼はいい。絶対に今後残る!」と大絶賛していたというのだ。
このエピソードに、「誰も知らない~」に出演していた勝地は「なんで教えてくれなかったんですか! 早く言ってくださいよ~」とさんまに抗議しつつも、評価されたことに素直に嬉しさをにじませた。
しかし、この木村の発言に視聴者は「何様なんだよ! 偉そうに」「他人の芝居についてとやかく語れるほどの演技派なのか?」「お前が認めなくとも勝地は残ってたよ」など、不快に感じた人もいたようだ。
芸能ジャーナリストは「さんまはいらんことを言ったと思う」と前置きして続ける。
「『さとうきび~』は、脚本家・遊川和彦の最高傑作ともいわれ、最高視聴率32.2%を記録した不朽の名作。出演者にしてもさんまの他、黒木瞳、オダギリジョー、坂口憲二、仲間由紀恵、上戸彩、勝地と、演技達者な人ばかりでした。そんな作品で、木村が勝地を評価したのはわかるが、さんまは勝地にだけ伝えればいい。公の場で言えば『“何を演じてもキムタク”と言われる演技下手の木村が偉そうに』と言われるのは当然ですからね」
SMAP解散騒動時にさんまは“木村派”と宣言していたが、どうやら今回は裏目に出てしまったようだ。