ここ最近、フジテレビの番組で2人の女優が相次いで“キャラ変”姿を披露している。一人は吉瀬美智子。昨年10月に放送された「人志松本の酒のツマミになる話」にて、艶っぽすぎるほろ酔い姿を披露。共演した千鳥・大悟をメロメロにするなど、かわいらしい泥酔ぶりが話題を集めた。
その後、吉瀬は「酔っぱらいキャラ」が定着。さる2月18日には自身のインスタグラムで誕生会を報告した際も、「酔ってますが何か?」と綴り、マジックバーなどで楽しく過ごした様子を投稿しファンを喜ばせている。
「吉瀬はこれまで演じた役のせいもあってか、どちらかと言えばクールビューティーなイメージでした。ただ、『人志松本の―』で見せた酔態の激変ぶりで気さくなキャラであることを周知させファンを拡大させています。特に男性ファンが増えたようで、吉瀬には、もう一度、『人志松本の―』改め『酒のツマミになる話』に出演してほしいというファンが少なくないそうです」(スポーツ紙記者)
一方、吉瀬と同様「意外な姿」がオンエアされたが、逆に評価を落としてしまったのが真木よう子。真木は、2月18日に放送された「だれかtoなかい」に出演すると、大好きだという俳優の新田真剣佑と共演。真剣佑に興奮した真木は、番組内で「はらまさせられると思った」などの暴走発言を連発し、ついには効果音で伏せられてはいたが、放送禁止用語まで口走った。
そればかりか真木は自身のインスタでライブ配信を実施。放送日に合わせ、視聴者に向けて「(番組を)見るなよ!」と暴言を発するなどしてSNSでバッシングも浴びている。
「男女逆だったらセクハラものの真木の言動に新田もドン引き。バラエティ番組での激変で完全に失敗した形ですね」(民放関係者)
吉瀬とはまったく逆の評価を受けている真木だが、背景には事務所も制御できない真木の“配信グセの悪さ”が大きく影響しているという。
「吉瀬の場合、『人志松本の―』出演後に、自身の所属事務所からバラエティ番組で深酒しないように注意されたことを報告。女優として、上品に番組での“やりすぎ言動”を謝罪したことで好感度を上げました。ところが真木は、インスタライブで恥の上塗りをしている。さらに真木は吉本興業から契約解消されることになった元『プラス・マイナス』の岩橋良昌とのトラブルでも、TikTokの生配信で自身に向けられた疑惑を即座否定して炎上。真木は何かにつけてSNSで反射的に反論するクセが抜けず、テレビ関係者も要注意人物として認識し始めていますよ。バラエティ番組での『激変』が悪目立ちしすぎて、今後はドラマや映画への出演にも影響が出る可能性があります」(前出・民放関係者)
昔から、女優がバラエティ番組で意外な素顔を見せ、キャラ変が成功する事例は多々あったが、真木の場合はまったくの裏目に出てしまったようだ。
(渡邊伸明)