「寒くて外で運動する気にはなれない。かといってジムに通うのはやる気の面でも費用の面でも難しい……」と、運動から遠ざかっていませんか? 筋トレやジョギングなど「大変だなぁ」と思うことはとりあえず置いて、まずはちょっとそこまで“歩く”ことを始めてみませんか。
■ウォーキングでちょっとだけ疲れると健康度がアップする!?
リズミカルに歩くと有酸素運動になり、酸素を体中に運んでくれるのでリフレッシュ効果が期待できます。もちろんそれだけではなく、有酸素運動は続けることで脂肪燃焼効果が期待できますし、足腰を鍛えて骨密度の低下を防ぐことにもつながります。適度な運動はストレス改善に役立ち、適度な疲労感が寝付きをよくし、睡眠の質改善に役立ちます。寒い時期にしっかり体を動かせば、内側から温まって冷え改善の手助けもしてくれますよ。
■雨さえ降っていなければ、いつでもできる
ウォーキングの最大のメリットは、動きやすい服装でスニーカーを履けばいつでも歩き出せること。雨が降っていなければ、1日のうちいつ外に出て歩き出してもOKです。ジムに通う必要がなく、ちょっとした買い物を済ませて帰ってくることもできますね。思考が行き詰まったときや食後に眠気が襲ってきたときなど、ちょっと思い立ったときにすぐ出発してはいかがでしょうか。
■運動強度を上げやすい
歩くスピードを早めたり大股で歩いたりすることで、運動強度をアップさせることが可能です。ゆったりとしたウォーキングでは物足りなくなってきたり、効率よく筋肉量を増やしたりしたいときには、スピードと歩幅を意識しましょう。お腹を左右に絞るようにして歩けば、ウエストのシェイプアップにも役立ちますよ。
1歩家の外に出れば、フラッと思うがままに歩くだけでまとまった運動時間を確保することができます。「今度こそ運動習慣を!」と思ってもなかなか習慣化できない場合こそ、「何しようか……」と考えている間に歩き出してしまいましょう。運動のもっとも基本的で手軽な「ウォーキング」で、美と健康と快眠を手に入れてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)