タレント・松田ゆう姫が、返信どころか既読にすらしたくないという、LINEにおける「おばさん構文」の特徴を語ったことが波紋を呼んでいるようだ。
昨今、文末に「。」(句点)を打つLINEメッセージが若者の間で「マルハラスメント」と敬遠される傾向にあるというが、派手な装飾を施した「おばさん構文」なる方式もあまり歓迎されないというが、さる2月28日に放送された「5時に夢中!」(TOKYO MX)では、そんな「おばさん構文」の話題が取り上げられた。
意見を求められた同番組水曜レギュラーの松田は、「“おばさん構文”だと言われてる絵文字だらけのやつは結構キツいかも。絵文字入れてキラキラしてるやつは、ちょっと本当に未読スルーしちゃうかも」と拒否反応を示した。
一方で、「威圧感がある」「冷たい雰囲気」などと指摘されることも少なくない「マルハラスメント」のメッセージについては「あんまり気にならない。冷たい感じはするけど、“別にいいかな”って」と語っていたものだ。
「文章だけでは味気ないという思いがあるのか、色合いの強い絵文字を挿入し、メッセージを装飾しがちな『おばさん構文』ですが、視聴者からは松田と逆の意見がネット上で多かったですね。いわく、『うちの親もそんな感じのメッセージだけど、全然気にならないし、“キツい”なんて思わない』『母から送られるのがまさにそれだけど、可愛いと思っちゃう笑』『絵文字が多いってだけで読む気がなくなるなんて心狭すぎませんかね?』といった具合です。そして、36歳の松田がおばさん構文への正直な私見を述べた点には『あなたは“若者”と“おばさん”のどっちの立場でコメントしてるの?』との辛口なツッコミも目立ちました。松田にすれば“30代の自分から見てもちょっとキツい”という主張だったのでしょうが、若者でもなく高齢者でもない年齢だったからことから、そのスタンスがアイマイに見えてしまったようです」(テレビ誌ライター)
かねてより話題に上がっていた「おじさん構文」を始め、「おばさん構文」に「マルハラスメント」…。今や自分と属性や年代が異なる相手とのメッセージでは、とにかく何かとズレを突っ込まれてしまう時代になってしまったようで…。
(木村慎吾)