相方の濱家隆一が、2月28日放送の「これ余談なんですけど…」(ABCテレビ)での薬剤師にまつわる発言を謝罪するも、“当事者”のかまいたち・山内健司は沈黙を貫いたまま…。
「問題の28日放送回では『イライラする瞬間』をテーマに出演者がトークを展開。そこで山内は薬局での薬剤師との“二度手間なやり取り”を挙げました。すでに医者に症状を伝え処方箋をもらっているのに薬剤師から改めて細かな症状を聞かれることに『さっさと(薬もらって)帰りたい』『全然いらん時間』などと発言。これに濱家も『(薬剤師は)医療に携わってるから“医者あこがれ”みたいなのがあるんちゃう?』なんてコメントしていたんです」(テレビ誌ライター)
これが、薬剤師の業務を軽視する内容だとして大炎上。7日までにABCテレビが局としての謝罪文を出したほか、直前に濱家も自身のXから「薬剤師の方々、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪している。しかし、そもそも、この薬剤師への“不満エピソード”を語り出した山内は、7日時点で謝罪の投稿をポストしておらず、「薬剤師の方々に謝罪はしないのですか?」とのリプライにも“スルー”を決め込んでいる状態だ。
「放送局と相方が謝罪文を出す中、山内だけが何も発信していないことには批判の声が相次いでいますが、2020年12月に出演した『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、“謝らない”ことへの山内のスタンスを印象付けるコメントがありました。番組で、20年中に報じられた様々な芸能人の不倫ニュースについて取り上げると、山内は、もしも自分の不倫が発覚したとしても活動自粛はおろか『謝罪会見もしない』と宣言。それにより自分の仕事が減っても『仕方がない』といい、『スポンサー様とか、迷惑をかけた方には謝罪しないといけない。直でね』と語っていたんです。ここから考えると、今回もSNSや会見を通した“世間への謝罪”をするつもりがないんじゃないでしょうか。山内が定義する『迷惑をかけた方』がどこまでを指すのかは難しいところですが、Xなどから不特定多数に向けて謝罪文を出すことに抵抗があるのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
不倫については“あくまで家庭の問題”とする論調はあるが、今回の件は、薬剤師を不快にさせる内容だったことは明らか。山内の中で、「迷惑をかけた」という解釈に至っていないということは考えにくいため、やはり関係各所への謝罪は済ませているということなのか。
(木村慎吾)