フィギュアスケートGPシリーズ最終戦のNHK杯で2連覇を飾った羽生結弦選手。もちろん、注目度は飛び抜けて高く、NHK杯のフリーのテレビ中継では、羽生結弦選手のFS演技時に瞬間最高視聴率25.3%を記録した。結果は300点超えの今季世界最高得点だったものの、昨年を上回る得点とはいかず。その奇跡の瞬間を見逃したくないと思っている視聴者がいかに多いかということだ。
「そんな羽生選手ですが、GPファイナル、全日本選手権に続き、来年2月の四大陸選手権に出場する意向だといいます。四大陸選手権は平昌五輪本番のフィギュアスケート会場で、プレ大会として行われるそうですから、五輪のいい下見になることでしょう。その意味では、今回の四大陸選手権は、各国から五輪の下見目当ての有力選手が多く出場して、激しい闘いが繰り広げられることになるかもしれませんね」(週刊誌記者)
平昌五輪のプレシーズンである今季も後半戦に入り、ファンもいよいよ五輪への期待がだんだんと高まってくる。羽生選手には、GPファイナル、全日本、四大陸でのさらなるレベルアップを期待しつつ、世界選手権で名実ともに世界一の座をつかんでほしいものだ。
(芝公子)