4月11日スタートの新ドラマ「Re:リベンジ‐欲望の果てに‐」(フジテレビ系)を巡り、主演を務める赤楚衛二よりも、錦戸亮が注目されているという。
錦戸が演じるのは、日本屈指の巨大病院・天堂記念病院に新しく赴任してくる優秀で欲望を内側に隠している心臓血管外科医・大友郁弥。赤楚が演じる、同病院理事長(光石研)の息子で、週刊誌記者の主人公・天堂海斗とは因縁の関係になるというから楽しみだ。
錦戸が旧ジャニーズ事務所を退所したのは2019年9月。昨年6月にネットフリックスで配信されたドラマ「離婚しようよ」で艶っぽさダダ漏れのヒモ男・加納恭二を好演し、「やっぱり錦戸って演技がうまい」と多くの視聴者を感心させた。
さらに2月25日放送のドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)第5話では、古田新太演じる令和に生きる犬島ゆずるの若年期=昭和時代のゆずるを好演。有名ディスコのトップ黒服として“結婚の許しを請うダンス”をキレッキレで踊るシーンもあり、ネット上には「踊る錦戸を久しぶりに見ることができた」と喜ぶ声が相次いだ。
「脚本を担当した、クドカンこと宮藤官九郎は錦戸に絶大なる信頼を寄せているそうです。クドカン脚本の『流星の絆』『ごめんね青春!』『不適切にもほどがある!』(いずれもTBS系)、そして大石静氏と共同脚本を書いた『離婚しようよ』にも出演しており、信頼できる役者は繰り返し起用するクドカンのハートをがっちりつかんでいます」(女性誌記者)
そんなクドカンが連ドラにゲスト出演という形で「ふてほど」に錦戸を出演させたことで、一部テレビスタッフからは「錦戸を地上波に戻すための狼煙をクドカンがあげた」と言われているのだという。
「公開中の映画『コットンテール』で錦戸の父親役を演じたリリー・フランキーも2月16日放送の『A‐Studio+』(TBS系)で錦戸をベタ褒め。映画のロケ地だったイギリスで錦戸は日本から持参した炊飯器で米を炊き、スタッフが用意してくれたケータリングにも手をつけず自身が握ってきたおにぎりを食べ、日本好きのパトリック・ディキンソン監督がシソを好きだと聞けば、シソのおにぎりを作って手渡していたと明かし、そんな錦戸を『かわいい』と何度もリピート。クドカンもリリーも錦戸より年上のちょっとクセの強いオトコですが、母親のような気持ちで錦戸の背中を軽く押し、本格的な役者復帰を見守っているのではないでしょうか」(前出・女性誌記者)
錦戸の白衣姿を早く見たいものだ。