3月12日放送の「午前0時の森」(日本テレビ系)でゲスト出演した二宮和也が疑問を呈した「小学校のシステム」に共感の声が数多くあがっているようだ。
小心者でいろいろと考えてしまう“こっち側”のラスボス的ポジションにいる二宮は、放送開始からトークスキル全開で、ゲストというよりMCのように番組をグイグイと回すことに。中でも、日本テレビで2010年3月29日から11年3月25日まで放送されていた「DON!」、10年3月29日から18年9月28日まで放送されていた「PON!」といった情報バラエティ番組で、小さい頃の写真を番組に提供しなければいけないことが多々あったと振り返り「オレもう(同じ写真を)何周もしてる。何でかって言うと、笑ってる写真がそれしかないの」と説明。「あと全部何か…」と眉間にシワを寄せ怪訝な顔をして見せ、「家に居たかったっていう(思いと)、外に連れ出されてるっていう不機嫌と、車酔いするから気味が悪い(顔の)色をしてるし」と語り、家族と出かけた際の怪訝な表情をしている小さい頃の写真を公開。その頃から“こっち側”だったと説明した。
二宮によれば、さらに「小学校のシステム」が理解できないといい、「たまたま同じ地区にいた同世代の人たちで集まって、クラスも完全に分けられて『え、何?』みたいな」「同じ趣味でしたとか、同じ家族構成でしたとかでもいいんだけど、何のつながりも脈絡もない人たちを男女均等に集めて、ここからみんなで…例えば運動会とかも『みんなで勝ちましょう』とか言うけど、『え、誰?』っていう」「こっちも何か馴染んできたかな、こんだけずっと(一緒に)いるってことは、こっちも開かなきゃいけないんだよねきっと、って何となくなってきたくらいに『クラス替えです』みたいな。2年に1回クラス替えして、ずっと一緒にいたはずなのに急に別れたりとか、だいぶ景色も見慣れてきたなみたいな時に『席替えしましょう』みたいな。『オレ、絶対前!』『何あいつ?』みたいな。『お前は後ろだろ?』みたいな。あれは教育なのかね、社会の」など、自身の疑問を率直に語った。
「ネット上には『ニノが言ってたことめっちゃわかる。不登校になる小学生ってこういう所でつまずくんだよね』『文科省はニノが言ってたことをちゃんと聞いたほうがいい。かなり核心を突いてると思う』『コミュニケーションが苦手な子が増えてるって聞くけど、小学校時代に集団行動が苦手だと思っちゃう子が多いってことだと思う。ニノも集団行動が苦手だって言ってるし、嵐じゃなかったらヤバめのオトナになってたと思う』など、二宮が明かした疑問に賛同する声が続々とあがっています」(女性誌記者)
幼い頃から「集団行動が苦手」だったと明かし、「嵐」として「あの人たちと一緒に居れてるってこと自体がオレの中で結構、奇跡」と言い切った二宮。同番組の3月19日放送回も出演するとのこと。どんなトークが飛び出すだろうか。