生理前になると、なぜか肌荒れがひどくなることはありませんか? 実際、「いつもの洗顔料がピリピリと感じる」「日焼け止めを塗っただけでかゆくなった」「生理が来る前だけに顔中に白ニキビが出る」という女性たちの声も多いようです。では、それらの原因と対策は? 詳しくみていきましょう。
■生理前の肌荒れの原因とは?
資生堂の『医肌研究所 医師監修の肌ケア情報サイト』のコラムで解説していた、くみこアレルギークリニックの向田公美子さんによれば、生理前のあごニキビや肌荒れの原因は、黄体ホルモンが増えて皮脂の分泌が活発になることなんだとか。これによって肌が脂っぽくなり、あごや口元など部分的にニキビが目立ったり、肌が不安定になってかさつきや炎症が起きたりするのだそう。
■生理前の肌荒れ対策は?
対策としては、洗顔や保湿ケアの他、睡眠などの生活習慣を改善すること。食生活では、栄養バランスを整え、タンパク質、糖質や脂質の分解・代謝を高めるビタミンB群、美肌に欠かせないビタミンCなどを意識して摂るのがいいそうです。
他に、手のひらデトックス協会代表理事の足利仁さん著、医学博士の佐藤孝彦さん監修の「むぎゅ~っと押すだけ! 簡単 手のひら健康法 肌荒れ編」(SMART GATE刊)によれば、手のひらの手首辺りにある卵巣の反射区を押して、ホルモンバランスを整えるとよいのだとか。また、肌のバリア機能が弱まっている時期なので、顔も身体もやさしく洗うことを勧めていました。
生理前の肌荒れに悩んでいるなら、ぜひ取り組んでみてくださいね。