“おうちデート”できるくらい親密な関係になればなるほど、話を聞いてもらえなくなったりコミュニケーションがうまくいかなくなったりすることはありませんか? そこで今回は、あなたが聞いて欲しい話をちゃんとカレに聞いてもらえて、いつまでも仲良くいられるコツをお伝えしますね。
■カレがテレビを見ているときには話しかけない
女性は「2つ以上のことを同時に進められる」という脳の特徴があります。一方、男性の場合は「1つのことに集中すると他のことができなくなりがち」です。なので、カレが何かに夢中になっているときに話しかけても聞いてもらえないのです。とくに、大好きなテレビ番組を見ているときに話しかけたりすると、テレビの音声にかぶってしまい、音声が聞き取りにくくて不満に思われるだけですよ。
■大切な話はご飯を食べながらしてみる
空腹のときは人間の生存本能が働き、心は「空腹を満たしたい」という方向にシフトします。なので、人の話が耳に入りません。一方、食事中は「この食事を楽しもう」というポジティブな気持ちになっているので、話を聞いてもらえやすくなります。普段はなかなか切り出せない大事な話だって聞いてもらえるかもしれませんね。この食事をしながら大事な話をする手法を、心理学では「ランチョン・テクニック」といいます。
■お願いごとは1日に1つ、多くても時間を空けて2つまで
男性には「1つのことしかできない」という特徴があることは前述しました。それと似ているのですが、お願いごともたくさんされると忘れがちになります。いろいろ考えるのが大変で、嫌になってしまうかもしれません。なので、お願いごとは1日1つまで、多くても2つまでにしましょう。ただし、2つの場合は立て続けにせず、時間を空けること。急がずにね。
■けなしてから褒めて、その後に話してみる
人は褒められるとうれしいもの。これは、おうちデートするくらい親密になった男女関係でもそうです。でも、ずっと褒めていてもドン引きされるだけで、あまり効果はありません。それより、少しけなしてから褒めるほうが効果はあります。逆に、褒めてからけなすのはNG。褒め方も“後味”と“頻度”が大事なのです。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。