川栄李奈主演ドラマ「となりのナースエイド」(日本テレビ系)が3月13日に最終回を迎え、世帯平均視聴率は7.7%だった。
同ドラマは、作家で医師でもある知念実希人氏による医療サスペンス。姉の死によってメスを握れなくなった優秀な外科医・桜庭澪(川栄)が、新人ナースエイド(看護助手)として星嶺大学医学部附属病に勤務することから始まる。
院長の火神郁男(古田新太)は、ガンを治療するために発見した新たな細胞「火神細胞」を発見し、次期ノーベル賞候補とささやかれる統合外科の教授。火神は、全身にガンが同時多発し5年後の生存率は0%のシムネスという(架空の)病気の治療のため、オームスという医療機器を開発していた。しかし、志半ばで自身がシムネスに罹患し、亡くなってしまう。
若き天才外科医の竜崎大河(高杉真宙)は、オームス開発を引き継ぐ覚悟でいたが、未成年に親の承諾なしに手術をしたため、病院を追われてしまうのだった。澪は、竜崎のお陰でPTSDを克服し、手術ができるようになり、ナースエイドを続けながらオームス開発に参加するのだが…。
「ドラマ終盤に回想シーンで、火神に殺害されたと思われる澪の姉が残した『もしかして火神細胞がシムネス…』。そこから、手術中の竜崎が『やはり、シムネスは進化している』とつぶやき、オームス実験に挑む澪のアップでドラマは終わります。視聴者からは『なんだこのラスト』『この終わり方なんなの、モヤモヤ残る』など、唐突な終わり方に納得いかないというブーイングが続出しました」(テレビ誌ライター)
原作者の知念氏はXで続編の可能性を匂わせている模様。今作のファンは、朗報を待ちたいところだろう。