今回は、真剣交際が報じられている、Sexy Zoneの菊池風磨さんと元乃木坂46の白石麻衣さんの2人について占ってみたいと思います。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。今回も、2人のホロスコープと重ね合わせて分析。では、さっそく相性を占っていきましょう。
2人のホロスコープを見て、「なるほど、このパターンか」と思った私。というのも、2人の相性は決して良くないからです。なぜなら主要な星が取る角度に関して、圧倒的に「対立・緊張」「摩擦・葛藤」の角度を取っているのです。しかし恋愛において、必ずしも相性が良いから惹かれ合うということはありません。むしろ、相性が良くないからこそ激しく意識し合い、惹かれ合うというのはよくあるパターン。この2人もまさにそういったパターンだといえるでしょう。
まず、菊池さんの太陽に対して、白石さんの金星が180度、火星が90度、木星が180度です。太陽はその人の性格や人生、生き方などを表す星で、大部分の個性を形成する最も重要な星といえるかもしれません。一方の白石さんですが、愛を表す星・金星と結婚を表す木星が「対立・緊張」の角度を取っています。そして、情熱や性愛、エネルギーを表す火星が「摩擦・葛藤」を意味する90度なのです。ここから考えると、とても相性がよいとは言えないでしょう。ところが、先にお伝えした通り、相性の良し悪しで恋愛は始まりません。おそらく白石さんは、初めて菊池さんと会ったとき、どうしようもなく気になり、親しくなるにつれて理解できない部分に葛藤を覚えたのではないでしょうか。同時に、「わからないからこそ、もっとこの人を知りたい」「思い通りにできないからこそ、支配してみたい、征服してみたい」という欲望が生まれていったと考えられるのです。また、180度という角度は、相手への激しい憧れとコンプレックスを刺激することも。つまり、白石さんは、菊池さんにどうしようもなく興味をかき立てられ、独占欲を感じずにはいられなくなっている状態なのです。
今度は、菊池さんの視点から見てみましょう。愛情を表す金星が、白石さんの水星と180度の対立角度。水星はコミュニケーションや言語などを表す星ですから、菊池さんの愛情が、白石さんにうまく伝わらないといったことも想像できます。そして、菊池さんの火星は、白石さんの月と90度の角度を形成。月は好みや感情、センスを表す星です。菊池さんの情熱を、白石さんはやや持て余しているかもしれませんね。逆に、白石さんの感情表現が正確に伝わらないために、菊池さんが暴走してしまう場面もありそうです。
そんな2人は、まさに「障害があるからこそ燃えてしまう」のだと言って良いかもしれません。これは、恋愛相性の不思議であり、宿命的な法則なのです。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。