女優の伊原六花が、3月16日に放送されたNHK「大相撲中継」の幕内ゲストとして出演。相撲愛あふれるコメントで視聴者を沸かせた。
伊原は現在放送中のNHK朝ドラ「ブギウギ」に、主人公・福来スズ子(趣里)の後輩として梅丸少女歌劇団に入団する秋山美月役で出演。スズ子とともに上京し、梅丸楽劇団に入団し、そして自身が大阪に戻る際には下宿屋の従業員・小村吾郎(隈本晃俊)と相撲を取るシーンが描かれ、伊原は見事な四股を披露して話題となっていた。
「伊原さんがなぜ相撲中継のゲストに招かれたのかという理由は朝ドラ出演意外にもあります。やはり2022年に配信されたドラマ『シコふんじゃった!』(Disney+)に主演していたのが大きいでしょう。廃部寸前の大学相撲部の女性部員役として出演していますよ」(芸能誌ライター)
同ドラマは1992年に本木雅弘が主演して話題となった映画「シコふんじゃった。」の30年後を描いた続編。伊原は役作りのため、体重も7、8キロ増量して撮影に臨んだという。
三瓶宏志アナから紹介され、「ありがとうございます、とっても光栄です、嬉しい」と笑顔を見せた伊原は、初めての大相撲生観戦に興奮を隠しきれない様子で、「シコふんじゃった!」でのエピソードも披露。相撲の稽古やトレーニングを行いつつ相撲の知識を吸収していったことなどを語った。
「ドラマでの四股やテッポウのシーンを解説の舞の海秀平から絶賛された伊原は大喜びでしたが、彼女の推し力士である翔猿は、この日対戦予定だった横綱・照ノ富士が休場となったために相撲がなく残念そうでした。しかし取組中の彼女のコメントは的確で、役の上とはいえ競技としての相撲を経験したからこそのものでしたね」(相撲ライター)
視聴者からは「伊原さんのコメントはわかりやすかったし説得力もあって感心した」「相撲へのリスペクトが感じられた。またゲストで出てほしい」といった声がSNS上に上がった。
「伊原さんのような若く人気のある俳優さんの出演は、相撲ファンのすそ野拡大につながる。是非また出演していただきたい」(前出・相撲ライター)
伊原の次回出演は、そんなに遠い先の話ではないかもしれない。
(石見剣)