週刊文春を発行する文藝春秋と同誌編集長を相手取った裁判の第1回口頭弁論が3月28日に東京地裁で開かれたダウンタウン・松本人志。自身に向けられた性加害疑惑をめぐる争いに大きな関心が集まったが、その直前の25日、76日ぶりに更新したXのフォローリストにも変化があったという。
口頭弁論を前に松本は、25日のXの投稿で「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」と、文春砲による精神的ダメージも含め現在の心境を表明した。同投稿は3月27日時点で、9800万回ものインプレッションを記録し、数字を伸ばし続けているが、めざといファンが着目したのは、約70だったフォロー数が、今回の更新により、75に増加した点である。
「松本のフォロー欄に名を連ねるのは基本的に番組での共演者や後輩芸人、業界の関係者ばかり。数年に1度ほどのペースで、フォロー数を減らすことはありますが、新たに増やすのは珍しく、ファンの間で話題になっています。今回の更新では、音楽番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)での共演経験がある歌手・ASKAや、映像監督・村西とおる氏、艶系女優・霜月るな、そして、競馬評論家としても活動するインフルエンサーらを新たにフォロー。この方々に共通するのは、一連の松本に関する性加害疑惑報道で、“反週刊誌”を掲げ、“松本擁護”を示してきた、という点です。霜月に至っては、大阪で開催された松本との飲み会に参加した当事者でもあり、文春記事における“事実とは異なるポイント”を詳細に発信し続けてきました。『松ちゃんの代わりはいない!』『松ちゃん!早く帰ってきて下さい!』とも呼びかけるほどの大ファンだといい、今回のフォローは松本側からの“感謝の表明”という意味合いも含まれていそうですね」(テレビ誌ライター)
一方で、あまりフォローを増やすことのない松本が、同時に“擁護派”を4名フォローしたことについては、一部から「相当弱ってるっぽい」「松ちゃんの精神状態が伝わる」などの反応も見られた。前述のXでは、「悔しく悲しいです」と綴った松本。新たにフォローした4人は貴重な“援軍”のように映っているのかもしれない。
(木村慎吾)