2021年、自身が受けた誹謗中傷の被害をSNSで告白し、世間を騒がせたのは、女優・広末涼子のモノマネで大ブレイクした元タレントのおかもとまりさんだ。
この投稿は大反響を呼び、当時放送されていた情報番組「バイキング」(フジテレビ系)の中でも取り上げられた。その中でおかもとさんは、面識のない一般女性から家族に対する事実無根の内容を執拗に誹謗中傷され続け、その投稿は仕事関係者にまで及び、恐怖を覚えた経験を明かしていた。
そんな彼女が3月28日までに自身の公式Xを更新。自身も悩まされてきたアンチについて私見を述べ、フォロワーからさまざまな声が寄せられているようだ。
「おかもとさんはこの日、『アンチ活動するなら推し活するべき理由』と切り出し、『嫌いな人を追う時間は、根本的にエネルギーの無駄→推し活は幸福ホルモン出る!』『嫌いな人を追う時間があるのって、根本的に暇人→働きましょ!家事しましょ!』とし、最後に『よって推し活の方が美しく楽しい人生』と締めくくっていました。これに対しリプライ欄には、『まりさんのおっしゃる通りです!』『本当に推し活は人生が楽しい、幸せな日々!』『これは納得です』と、賛同の声が上がっています。現在は、芸能人が誹謗中傷した相手を開示請求するケースは珍しくありませんが、おかもとさんが弁護士に相談した当時はまだ、これも有名税とスルーしなければならない時代でした。しかし、おかもとさんが勇気を持って誹謗中傷と向き合い、弁護士同伴のもと相手と直接対面し解決に導いたことで、芸能人への誹謗中傷に対する風向きも変わっていったように思えます」(芸能記者)
おかもとさんの呼びかけにより、ネット上から誹謗中傷が減り、推し活へシフトするユーザーが増えるかもしれない。
(佐藤ちひろ)