3月31日に解散を発表した女性お笑いコンビ・ハイツ友の会。NSC大阪41期の同期として出会った清水香奈芽と西野により2019年に結成された同コンビだった。
昨年の女芸人No.1決定戦「THE W」で決勝進出を果たしたほか、2019年には「M-1グランプリ」でも準決勝に進出するなど、関西を中心に活躍する実力派コンビとしてブレイクが期待されていた。
ファンから惜しむ声が殺到しているハイツ友の会の解散。
これを機に芸能界を去るという清水は「嬉しいこともそうでないことも少しずつ積み重なった結果、芸歴5年目をやりきって芸人をやめるという判断に至りました」とコメントし、キリの良い5年をメドに活動を終える決断を明かしているが、お笑い業界の関心を集めているのが相方・西野のコメントだ。
「西野がXに投稿したコメントによれば、昨年の春頃から『芸人を辞めたい気持ち』が限界に達したとのこと。『自分たちのやりたいネタ』では賞レースで優勝できない状況に苦しんでいたということも明かしています。コメントの後半、西野はファンへの感謝を綴っているのですが、ここに彼女らの悩みの種となった『厄介ファン』の存在を示唆する文言が記されていたんです」(お笑い関係者)
ファンに向けて「私たちを応援してくださる方は女性が多くいてくださったように思います。とても嬉しかったです。女性の皆さんありがとうございました」と感謝を綴った西野は、続けて「本当に“お笑い”が好きな男性もありがとうございました」と記したのだ。
「あえて『本当に“お笑い”が好きな男性』と書くあたり、自分たちのネタではなく『外見目当て』で近づいてくるファンへの苦悩がうかがえます。実際、ハイツ友の会に限らず多くの女性芸人にストーカー的な男性ファンの存在が確認されていて、中には事務所が当該のファンに警告したケースもある。今回の解散コメントで女性芸人を巡る現状が浮き彫りになったと言えます」(前出・お笑い関係者)
ピンで活動を続ける西野の活躍を祈りたい。
(塚原真弓)