日本ではまず見かけないフレーバーのお菓子があるのが「コストコ」。それは分かっています。しかし、試食もせずに「ターキースタッフィング味」と「オールドレスド味」をいきなり買える勇者?はいるのか。しかも1袋625gのビッグサイズ!
ということで、体を張ってみました。この未知のフレーバー、いったいどんな味?
まずは、「ハードバイト ラキッドオールドレスド ポテトチップス」1188円(写真左)。ブルーのパッケージの方です。オールドレスド味って?と調べたところ、これは“全部乗せ”という意味で、塩味、お酢味、バーベキュー味、サワークリーム&チェダー味など、いろんな味が一緒になっているというもの。本拠地カナダではお馴染みのフレーバーだそうです。
そして「ラキッド」も調べると、“デコボコとか起伏に富んだ”という意味。つまり、“ギザギザポテト全マシ味”ということになります。
実際に開けてみると、まず見た目がすっごくオレンジ。ベビースターとかカラムーチョの色に近い。食べてみると、確かにケチャップとかバーベキューソースとかなんかいろんな味があって濃厚です。背徳感たっぷりの、旨み大集合!といった味わい。濃い、でも美味しい。そしてハードバイトならではのザクザク感もいい!
次に、オレンジのパッケージの「ハードバイト ターキースタッフィン ポテトチップス」1198円(写真右)。こっちもターキースタッフィング味とは何かを調べてみると、スタッフィングが、詰め物、食材の中の空洞に別の食材を入れて調理することで、ターキースタッフィングとなると“七面鳥に詰め物を入れた”ということになります。
で、どんなものを詰めているのかというと、ドライフルーツやナッツ、小さく切ったパン、セロリや玉ねぎ、ハーブなどだそう。感謝祭とかクリスマスとかで食べるスペシャル料理が「七面鳥の丸焼き」で、その中身が「スタッフィング」。
どんなものか分かったところで開封してみると、色はポテトのナチュラルな色で、緑色の小さな粒々がついているのは、おそらくハーブ? 食べてみると……正直これ、好きな人と嫌いな人がはっきり分かれると思われます。好きな人はどハマりするけれど、合わない人は「625gもどうしよう……」と愕然とする味です。
七面鳥を食べ慣れていないから? それともハーブが複雑だから? パプリカにパセリにローズマリーにセージにタイムなど、香辛料がいろいろたっぷりで、「七面鳥よりもインド料理にこんな味あったような~」と感じる、日本には今までになかったポテチの味です。
これまでにも、シャムロック味、スパイシーディルピックル味など、巨大サイズの“謎味”が登場してきたハードバイトのポテトチップス。今後も、どんな未知のポテトチップスが販売されるのか、継続して調査?したいと思います。
(ロドリゴいしざわ)