グループに対するアツい思いが垣間見られたとして、ファンだけでなくネットからも感動の声が収まらない。「Sexy Zone」から改名した「timelesz(タイムレス)」の菊池風磨が、インスタグラムのストーリーズを更新し、ファンからの厳しい質問にもストレートに応じた、さる4月2日のやりとりに対してである。
グループの改名と、中島健人の脱退に伴い、旧ジャニーズグループでは異例となる新メンバーオーディションの開催を発表したtimelesz。前代未聞の試みということもあり、一部ファンからは様々な反応が見られ、「新メンバーの方が叩かれたらどうするんですか」との質問が寄せられると、菊池は「一度整理したいのですが、大前提として、芸能人でもそうでない方のことでも、ネット等で叩く行為は許されることではありません」と返信した。
続けて、「しかし、この職業の特性上、悲しいかなその辺の常識がまだ甘くなってしまっているのも事実です」とし、「故に新メンバー云々の前に、このお仕事をする上での覚悟として、そのリスクは最低限想定しなければなりません。あってはならない話ですが」と、timeleszへの加入に際しては相応の覚悟も必要になると説明。
一方、「ただ、新しいも古いも関係なく、仲間を叩かれたら私は黙っていません。必ず守る覚悟で挑みます」と来たる新メンバーだけでなく、現在の仲間に対する強い思いも見せていた。
これには一部のファンと見られるユーザーから「風磨だけだよ、そんな頭お花畑なの」とする厳しい書き込みも寄せられたが、菊池はそうした声にも「いたって現実的で本気です。メンバーだけでなくスタッフの人生も背負っていることを自覚しています」と真摯に回答。続けて「あと、私は個人的にはめちゃめちゃネガティブ。リスクは承知の上で覚悟を持ち、それが伝わるように精進しますので、見届けてやってほしいです!」と返し、不安な心情を抱くファンのリアクションにもきちんと向き合っている。
「最近のtimeleszでは、卒業した中島の熱愛報道や、菊池自身にも交際疑惑が上がるなど、これまで熱心に応援してきた女性ファンが過剰にピリついてしまうのも無理はありません。しかし菊池は、そうした思いを汲み取るように寄り添い、言葉を荒らげることなく、丁寧に理解を求めているんです。同時に仲間へのアツい思いも伝わり、ネットには一連の発信に『おいおい菊池風磨よ。これ以上、惚れさせないでおくれ』『めちゃくちゃ男前で素敵すぎる』との声や、『今回菊池風磨は複雑な状況を説明してみんなにわかってもらうために質問に答えてるのであって、頭お花畑とか言われるためじゃないのに。もう涙止まんない』と悲しむファンもいたようです」(テレビ誌ライター)
これだけ仲間思いな菊池がいれば、Sexy Zone 改めtimeleszを、ファンは今後も安心して応援することができそうだ。
(木村慎吾)