歌手・和田アキ子が、お笑い芸人・明石家さんまに“殺意を抱いた”瞬間を明かした!? それは、4月6日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)での一幕。季節の変わり目による影響もあってか、現在は寒気や鼻声など、体調があまり芳しくないという和田。前日も夜12時頃には就寝し、この日の番組出演のためにカラダを休めていたものの、プライベートで親交があるさんまが「朝4時に電話かけてきて」と嘆いている。
以前より夜中に電話をかけ合う仲で、さんまには「いつ電話してきてもいいよ」と伝えていたというが、今回の早朝の電話については「“あ、さんまや”と思って、出なかったんですけど、朝に留守電を聞いたら、4回入ってまして。そのたびに電話が鳴るから、ちょっと心の中で『人を殺したいって、こういう時に思うのかな』って」と本音をポロッと漏らしたのだった。
和田は以前もさんまに深夜から早朝にかけて電話をされた経験があり、その際は「もう2度と電話もしません!」「すみません!」と謝罪されたが、和田が「枕元に電話置いてないから、いつでも電話していいよ」と告げていた。
しかし、「昨日はたまたま置いてた」とし、和田にとってはタイミングが最悪だったようだ。留守電に出ないでいると録音時間が切れてしまうようで、さんまは何度も電話をかけたようだ。「もう腹立って、腹立って」とあまり寝られなかったと振り返っている。
「そう嘆く和田ですが、結局、この日も、さんまからの留守電は何度も再生して聞き返しており、過去にも、辛い時や寂しい時にも元気付けられていると『いいかげんに1000回』で明かしたことがあります。大御所タレント同士の長年の付き合いと絆を感じさせるエピソードではありますが、和田といえば、後輩を深夜の飲み会に強引に呼び出すことでも知られていることから、『人にはするのに自分がされると腹が立つのか…』『自分が散々まわりにやってきたことじゃん』と指摘する声も上がっています。出川哲朗や松村邦洋、カンニング竹山といった“アッコファミリー”はもちろんのこと、ナインティナイン・岡村隆史も2016年11月に放送されたラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、和田からの深夜の呼び出しに悩まされていることを明かし、『昔、仕事で電話に出れなかった時に怒号が留守番電話に入ってたことがあったんで』『“どこにおんねん!コラァ!”っていうのが何件も』と説明。また、芸人だけでなく俳優の陣内孝則も翌朝にドラマ撮影を控えていたにもかかわらず、芸人の陣内智則と間違えられて夜中に電話をされ、『すぐ来い!』と招集されてしまったようです」(テレビ誌ライター)
多くの芸能人が脅えてきた和田からの“深夜の強制招集”。その和田にみずから電話をかけるさんまはなかなかに珍しいケースだとは言えるだろう。
(木村慎吾)