お笑いコンビ・千鳥の大悟がフリーアナ・宮根誠司をイジり倒したとして、視聴者が「さすがです!」などと快哉を叫んでいる。
そもそもは、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)でMCを務める宮根が、今年3月、ドジャースの大谷翔平らが出場するMLB開幕戦を現地取材すべく、韓国・ソウルを訪れた際の不注意が発端だった。喫煙が禁止されているエリアで電子タバコを吸う宮根の様子がXから動画で拡散されてしまったのだ。これが反響を集めると、3月21日に放送された「ミヤネ屋」の冒頭、宮根は「私のほうから謝罪をさせていただきます。昨日ソウルでメジャーリーグの取材をした折にタバコを吸ってはいけない地域で電子タバコを吸ってしまいました」「大変申し訳ございませんでした」と謝罪。その影響かは判然としないが、翌22日の放送では珍しくMCの宮根が欠席し、読売テレビ・大野晃佳アナが代打を務める事態となっていた。
それから2週間ほどが経過した4月7日の日曜夜。フジテレビ系で生放送された、宮根がMCを務める「Mr.サンデー」で宮根の“生乾きの傷口”を大悟がエグったのだ。
というのも、千鳥はこの春より同じくフジ系でリニューアルスタートする「すぽると!」へのレギュラー出演が決まっており、この日の「Mr.サンデー」エンディングパートでは、アシスタントの藤本万梨乃アナから「『すぽると!』なんですが、今夜、やっと千鳥の2人がスタジオにいらっしゃるそうですよ」と振られた宮根は「あ、やっとスタジオに来るんですか、千鳥が」と反応。新たに情報番組を任されることになった大悟とノブに、報道の先輩として「ひと言」と切り出し、「千鳥、え~、生放送の時はクセを減らせ」とカメラに向かってアドバイスした。
「宮根は、千鳥に対し、バラエティーの収録とは完全な畑違いなので、“気を引き締めて”といった思いを含ませたんでしょうが、大悟はこれに強烈な“カウンターパンチ”を放ったんです。映像が『Mr.サンデー』から千鳥の2人に切り替わると、大悟は笑いながら『はーい、宮根さんも喫煙所は気をつけてね!』と指を2本立てた喫煙ポーズ。すぐさま隣のノブが『ええねん!ええねん、それは』とツッコミ、スタッフからも笑いが漏れていました。実は、大悟もまた宮根に負けないほどの超ベビースモーカーとして知られていますが、愛煙家ほどルールを守らない他の喫煙者に厳しいと言われます。それだけに、喫煙のイメージを下げた宮根に生放送でのぶっ込みを決行したのかもしれません。視聴者からはネット上に『大悟の方が上手でしたね』『さすが千鳥 笑』『愛煙家としての本音だな』『よくぞ言ってくれました!』などの声が並んだんです」(テレビ誌ライター)
さっそく“クセ強”どころか“毒強”のツッコミをかました大悟。“宮根からの助言など要らない!”と言わんばかりの強烈なロケットスタートだったのだ。
(木村慎吾)