「5人そろって旧ジャニーズ事務所を退所していたほうが良かったのでは?」との声もテレビ業界関係者の間からは聞こえてくる。King & Princeの永瀬廉と高橋海人が、苦境に立たされているという。キンプリは、「第二の嵐」と言われるほどの人気を集めながらも、昨年5月に平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が脱退し、現在は永瀬と高橋の2人で活動を続けているが、まず、メンバーが半分以下になったことで、動員数や影響力も半減。そして永瀬、高橋ともに4月期の春ドラマでそれぞれ主演を担当しているが、
「高橋が主演を務める『95』(テレビ東京系)は、4月8日に初回が放送されましたが、思ったほど話題になっていません。早見和真氏の原作小説は高い評価を得ていますから、4月15日放送の2回目以降が注目ですが…。一方、永瀬が主演を務める『東京タワー』(テレビ朝日系)は、過去に映画化されている作品で目新しさがないところが弱点。永瀬と板谷由夏が濃厚なベッドシーンを演じること話題ばかりが先行して、4月20日の初回放送で、本筋的な内容で視聴者の心をつかめるかどうかがカギでしょう。どちらもゴールデン帯でないところも、格落ち感は否めません」(民放関係者)
さらに、高橋に関しては昨年末に「女性セブン」が、女優の有村架純と“3年にもわたる交際”を報道。半同棲しているという情報も飛び出し、この熱愛報道がキンプリの痛手になっていると指摘するのは、スポーツ紙記者。続けてこう話す。
「実は、キンプリは2人体制になってからも、CDセールスは5人時代とさほど変わらない好成績。ファンが3人分激減しているのは間違いないですから、永瀬と高橋のファンが複数枚購入して買い支えしているケースは多いはず。そんな熱狂的ファンにとって高橋と有村の熱愛は容認できないでしょう。事実、高橋は、有村との結婚について、周囲が祝福ムードでないことにかなり意気消沈しているとか。今年1月末に、高橋がインスタグラムのストーリーズに『END』と書かれた帽子のキャライラストを投稿。これが、有村との破局を匂わせたとしてファンを驚かせましたが、そのあたりにも高橋のメンタル面の不安定さが指摘されているんです」
そんな2人を横目に、脱退メンバーが結成した「Number_i」は、上り調子だ。米カリフォルニア州で現地時間4月12日から始まった世界最大級の音楽フェス「コーチェラ 2024」へ出演するなど、着々と世界進出。明暗が分かれてしまいそうだが、周囲のスタッフはよもやキンプリの2人が解散などを考えないように、神経をとがらせているという。
「これまでキンプリは、岸がムードメーカーでグループの中心的メンバーで、残った永瀬と高橋はどちらかといえばおとなしい性格で、おたがいにい内に秘めるタイプ。永瀬は、大事な時期に有村との熱愛が発覚した高橋に思うところがある一方、2人とも、キンプリを辞めていったNumber_iメンバーの華々しい活躍も気になるところでしょう」(前出・民放関係者)
ここは「2人のキンプリ」の意地を見せてほしいところだ。
(渡邊伸明)