10年以上マレーシアで暮らしている歌手・GACKTが4月13日放送の「メシドラ~兼近&真之介のグルメドライブ~」(日本テレビ系)に出演し、日本にはあるが現地で食べられないメニューについて言及している。
お笑いコンビ・EXITの兼近大樹、俳優・満島真之介とともに千葉県のドライブ・ロケに臨んだGACKT。食生活にまつわる話題で、みずから25年前より糖質制限を継続し「米は食べない。基本、肉だね。肉ばっかり」とたんぱく質を中心に摂取していると語った。ただし、GACKTによると、日本と違い、マレーシアでは「ハンバーグが無いんだよ。お店が」とのこと。さらに嘆きつつ、「『ハンバーグある?』って聞いても、マレーシアの連中はハンバーガー屋に連れて行くんだよ。『いや、これはハンバーガー。ボクが食べたいのはハンバーグ』って言うと、わからないんだよ、みんな」と、現地での食の悩みを明かしていた。
「実はマレーシアに限らず、ハンバーガーに挟むパテとしてではなく、それをメインにハンバーグとして食べる風習がここまで根付いている日本は、世界から見ると珍しいようです。最も近い食べ物としては、ひき肉を長方形に成形するミートローフがありますが、日本人が想像するハンバーグとは味付けも作り方もかけ離れたものであり、大根おろしやデミグラスソースをかけて食べるスタイルはほぼ和食といっても過言ではないでしょう。また、バンズにはさむことを目的としたハンバーグにも若干の製法の違いがあり、本場のアメリカでは基本的には牛肉と塩コショウのみ。一方で、日本でハンバーグといえば、タマネギをみじん切りにしてひき肉に混ぜたり、ツナギにパン粉を使用することも一般的で、もはや独自の進化を遂げている新たなメニューであると言えますね」(テレビ誌ライター)
“肉食”のGACKTにとって、マレーシアで日本のハンバーグを食べられないことは、糖質制限を続ける上でも大きなデメリットと言えるかもしれない。
(木村慎吾)