NHKは12月7日、大晦日の「第67回NHK紅白歌合戦」にスペシャルゲストとしてタモリとマツコ・デラックスが出演すると発表。この報にSMAPファンが「これで紅白出場の可能性が復活した!」と、一縷の望みを抱いているという。芸能ライターがその意味を解説する。
「一部のメディアでは、木村拓哉以外のメンバー4人が大晦日をタモリ宅で過ごすと報じられていました。そのタモリが『オレん家じゃなくて、NHKホールで会おうよ』と誘ったのではないかと、ファンの妄想が膨らんでいるのです。そしてマツコ・デラックスに関しては、キムタクと中居正広を繋ぐ接点としての役割が期待されています」
なぜマツコが接点になるのか。それはこの3人には「72年生まれ」という縁があるからだ。キムタクと中居の間では同い年という関係性に意味はないものの、マツコという外部の人間にとっては、双方に対して同じ目線で話せるというメリットがある。たとえばステージ上で目も合わせない2人が、間にマツコをはさむことですんなり収まる可能性も考えられる。
「紅白では一時期、タモリが総合司会を務めることでSMAPを引っ張り出すという戦略がささやかれていました。タモリが司会者を辞退したことでそれは白紙になったはずですが、今回のスペシャルゲスト枠に横滑りしたのかもしれません。ともあれ、SMAPファンはあらゆる情報をプラスに受け止めるしかない状況ですから、SMAP出場を夢想し続ける材料ができて喜んでいることでしょう」
かねてよりSMAPが紅白に出場するかどうかは、12月26日放送の「SMAP×SMAP」最終回(フジテレビ系)が終わるまでは明らかにされないとの観測も根強い。まだしばらくは、ファンの期待と不安は膨らみ続けそうだ。
(金田麻有)