料理を作るのは好きだけど「後片付けが本気で嫌」って人、結構多いと思います。食べるときに使った食器だけならまだしも、鍋やフライパン、ボウルとか耐熱皿とか。
料理自慢の人って必ず「調理中の手が空いたときに洗い物を〜」とか言うけれど、一般人はそんなに時間かけて料理してません。最低限の時間と労力で作るから、合間に洗う余裕なんてないんです。
で、せめて「調理道具の片付けを極力減らす方法はないか」と思っていて見つけたのが、スリコにあった「耐熱調理袋」330円。この袋、電子レンジでの加熱と湯煎ができる優れものです。
例えば、冷凍野菜を解凍したいときに使ってレンチンまたは湯煎などで食材の解凍&加熱はもちろん、オムレツを作るのにこの袋の中に入れて湯煎すれば、トロットロでプロっぽい形のオムレツにもなる。他にも、豚コマ、生姜、ネギの青いところ、料理酒を入れてレンチンしたら、あっという間に蒸し豚が完成しちゃう。
パッケージには、オススメの料理として「蒸し鶏のごま油ダレ和え」と「蒸しパン」のレシピが、公式サイトには、「豚の角煮」と「ポテトサラダ」のレシピが紹介されています。
つまり、この袋に素材と調味料を入れて湯煎またはレンチンすれば、手をほぼ汚さずに調理できるし、下味をつけておいてこの袋に入れて冷凍しておけば、後は鍋なりレンジなりで解凍すれば即おかずが完成するんです!
そんな耐熱バッチリなのに、衝撃なのがその薄さ。スーパーで買ったものを詰める、サッカー台に置いてあるビニール袋並みの薄さです。そして、縦約40×横約30cmという大きさ。縦約27.5×横約27cmのジプロック(ガロン)に比べても大きい。
また、コストコで購入した場合、ジプロック(ガロン)は1箱152枚入り2998円で1枚約19.7円なのに対し、スリコのバッグは60枚入り330円で1枚約5.5円。何度も使うとか長期保存とかの場合は、ジッパー付きのジプロックの方がいいんですが、調理用に1回使って捨てるんだったら断然こっちでしょう。
取扱説明によると、「液状のものを入れると液漏れする場合がある」「油分や塩分、糖分の多い食材を入れて使用すると、部分的に高熱になり袋が破れることがある」など、ジプロックと比べると若干の弱い感じは否めません。作り置きした冷凍カレールーを解凍するのはもしかして無理?でも、角煮が作れるならそこまで弱くはないかも!?
洗わなくていい、しまわなくていい、捨てて終了〜というのはすっごく楽。キッチンの作業スペースが狭い人や蒸し器を持っていない人、片付けが本当〜に精神的に負担な人などにとっては、もはや神アイテムです。なので、スリコで見かけたらぜひ購入してみて!
(ロドリゴいしざわ)